新着記事 | Page 162 of 569 | HON[.]jp News Blog

#MeToo ムーブメントはアメリカの文芸誌をどう変えたか

2018年11月5日大原ケイ

　この１年で全米に吹き荒れた反セクハラの#MeToo運動によってアメリカの文芸誌のmasthead（発行人欄）がどう入れ替わったかをAP通信が報じている。事例としては以下が挙げられている。

教養新書の作り方と、カッパ・ブックスの作り方～本の学校出版産業シンポジウムレポート

2018年11月5日鷹野凌

　NPO法人本の学校は10月28日、専修大学神田キャンパスにて「本の学校出版産業シンポジウム 2018 in 東京」を開催した。本稿では、第2分科会「新書編集の現在、過去、未来」をレポートする。パネリストは、田中正敏氏（株式会社中央公論新社書籍局中公新書編集部部長）と、菊地悟氏（株式会社KADOKAWA 文芸局角川新書編集長代理）。

海賊版サイトに特効薬はなく、さまざまな対策の継続が必要だ

2018年11月4日鷹野凌

　本稿は「出版ニュース」2018年9月上旬号へ寄稿した原稿の転載です。転載にあたって少しタイトルを変えてあります。以下、縦書き原稿を横書きに変換してあるのと改行を少し増やしてありますが、文体は掲載時のまま（常体）です。

著しく短縮して語る著作権延長問題の歴史と、これからどうなり、何をしていくのか

2018年11月3日 HON.jp News Blog編集部

　本稿は、クリエイティブ・コモンズ表示-非営利-改変禁止 4.0国際（CC BY-NC-ND 4.0）ライセンスに基づき、骨董通り法律事務所 for the Arts 弁護士福井健策氏のコラムを転載しています。

ボランティアのバケツリレーでイギリスの本屋さんの引越しが完了

2018年11月2日大原ケイ

　イギリス南部サザンプトンにある小さな本屋さんが呼びかけたボランティアに応じた地元の人々が蔵書を次々に手渡して引越しを済ませた、と複数のメディアが報じる微笑ましいニュースがあった

ボイジャー、個人作家を応援する電子書店「理想書店」をオープン～ BinBストアとRomancer Storeを統合

2018年11月1日鷹野凌

　株式会社ボイジャーは11月1日、個人作家の電子書籍を中心に取り扱う電子書店「理想書店」をオープンした。これは、同社が2012年から運営してきた電子書店「BinB store」と、デジタル出版支援サービス「Romancer」から生まれた作品を販売する「Romancer Store」を統合したもの。

米ペンギン・ランダムハウスが片手で読める新しいフォーマットを実験

2018年10月31日大原ケイ

　米出版社最大手のペンギン・ランダムハウス傘下のインプリントであるダットンがベストセラー作家ジョン・グリーンの作品をボックスセットにしたミニ・ブックスの第1弾を発売したとニューヨーク・タイムズ紙が伝えた。

グーグル・ホームが家庭で絵本読み聞かせのお手伝い

2018年10月31日大原ケイ

　アメリカや他の英語圏で子どもに読み聞かせる絵本のロングセラーシリーズとなっている「リトル・ゴールデン・ブックス」のいくつかを家庭で読むと、グーグルのスマートスピーカー、グーグル・ホームが効果音や音楽を奏でる機能が付く。

電子図書館サービス導入数は78館81自治体に～電流協『電子図書館・電子書籍貸出サービス調査報告2018』

2018年10月30日鷹野凌

　一般社団法人電子出版制作・流通協議会（以下、電流協）は10月29日、公共図書館の電子図書館サービス利用状況に関する調査レポートの最新版『電子図書館・電子書籍貸出サービス調査報告2018』を11月10日に発行することを発表した。今回のアンケート調査によると、電子図書館サービスを導入している公共図書館は昨年の調査から17館増え、78館81自治体。図書館を持つ自治体比の導入率は5.9％となった。

第20回図書館総合展が開催～展示会場フォトレポート

2018年10月30日鷹野凌

　図書館総合展運営委員会は10月30日から11月1日まで、パシフィコ横浜（神奈川県横浜市）で「第20回図書館総合展」を開催している。企画・運営は株式会社カルチャー・ジャパン（JCC）。本稿では展示会の様子を電子図書館関係を中心に写真でレポートする。

アマゾンがインドで英語以外の公用語5種をKDPに追加

2018年10月29日大原ケイ

　このところインド市場への投資に力を入れているアマゾンだが、セルフ・パブリッシング・プラットフォームのキンドル・ダイレクト・パブリッシング（KDP）に、連邦用語であるヒンディー語に加えて、グジャラート語、マラヤーラム語、マラーティー語、タミル語でのサービスが始まったとフォーブス誌が伝えている。

発売前の本の“ゲラ”が読める「NetGalley」から新着作品の紹介（2018年10月29日号） #NetGalleyJP

2018年10月29日 HON.jp News Blog編集部

　発売前の本の“ゲラ”を読んでレビューが投稿できるサービス「NetGalley」（ネットギャリー）の新着作品を紹介いたします。情報提供は株式会社出版デジタル機構です。書誌情報や表紙は本稿執筆時点のものであり、刊行時には変更されている可能性がありますのであらかじめご了承ください。

ベネッセ教育総合研究所が「電子図書館まなびライブラリー」の利用データをもとに調査～読書量の多い子供ほど学力が向上

2018年10月29日鷹野凌

　株式会社ベネッセコーポレーションの社内シンクタンクであるベネッセ教育総合研究所は10月26日、同社の進研ゼミ会員が自由に使える電子書籍貸出サービス「電子図書館まなびライブラリー」の利用データやアンケート調査などをもとに、読書が子供の学力や学びの姿勢にどのような影響を与えているかの変化を追跡する調査研究を発表した。調査は1年4カ月にわたって行われ、その間の読書量が多い子供ほど学力が向上していること […]

「ブロッキング法制化、激論の末結論出ず」「BookPlaceがU-NEXTへ統合」など、出版業界気になるニュースまとめ #344（2018年10月15日～21日）

2018年10月29日鷹野凌

　2018年10月15日～21日は「ブロッキング法制化、激論の末結論出ず」「BookPlaceがU-NEXTへ統合」などが話題に。編集長鷹野が気になった出版業界のニュースをまとめ、独自の視点でコメントしてあります。

コソボ紛争戦犯の著書を発表したセルビア防衛省に非難

2018年10月29日大原ケイ

　コソボ紛争の指揮官として国連裁判所において起訴され有罪判決を受けた2人の元将軍の回想録を出版し、宣伝したとして、セルビア政府自衛省が民権団体から批判されているとAP通信が報じた。

教育の情報化に対応した著作権法改正で、なにがどう変わる？〜日本著作権教育研究会シンポジウムレポート

2018年10月26日鷹野凌

　一般社団法人日本著作権教育研究会は10月26日、「著作権法第35条の一部改正」に関するシンポジウムを開催した。第196回通常国会で可決成立した今回の著作権法一部改正には、教育の情報化に対応した権利制限規定などの整備が行われている。本稿ではまず、文化庁著作権課の課長補佐大野雅史氏による、著作権法改正の概要説明をレポートする。

車内でオーディオブックが聴ける「本のない図書館タクシー」が都内で期間限定運行〜オトバンクと日本交通が提携

2018年10月26日鷹野凌

　株式会社オトバンクと日本交通株式会社は10月26日、車内でオーディオブックが聴ける「本のない図書館タクシー」を都内で運行することを発表した。運行期間は10月29日から11月11日までで、読書週間に合わせた企画。

TRC、電子図書館サービスで洋書150万タイトルを2019年度から提供開始～スイス・ビブリオテカ社と提携

2018年10月25日鷹野凌

　株式会社図書館流通センター（以下、TRC）は10月24日、スイスのビブリオテカ社が扱う洋書の電子書籍150万タイトル超を、全国の公共図書館や学校図書館を対象として提供することに基本合意したことを発表した。2019年度からの提供開始に向け、協議を行っているとのこと。

アメリカでいちばん愛されている小説は『アラバマ物語』

2018年10月25日大原ケイ

　アメリカの公共テレビ・ラジオ局であるPBSが視聴者からのアンケート投票で決める「偉大なアメリカの一冊」に、ハーパー・リーの「To Kill a Mockingbird」（アラバマ物語）が選ばれた。

「小さなフリー図書館」運動創始者が死去

2018年10月25日大原ケイ

　“Take a book, share a book”（本を取るのも置くのもお好きに）と書かれた小さな家の形をした木の箱を置いたことから、アメリカをはじめ80カ国に広がった「小さなフリー図書館」運動を始めたトッド・ボルがガンで亡くなったと小出版社メルヴィル・ハウスのサイトが伝えた。