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アメリカの雑誌社コンデ・ナストで、解雇を含むリストラ案を推進し始めてまだ1年経たないボブ・サウアーバーグCEOが、辞任を発表したと複数のメディアが伝えている。コンデ・ナストはヴァニティー・フェア、GQ、ヴォーグなどの雑誌を発行する、アメリカ最大の雑誌社。
サウアーバーグは、中堅出版社のフェアチャイルド・ファッション・メディアや、ニューヨーク・タイムズなどを経て、2005年にコンデ・ナストに入社。今後は後継者が見つかるまで暫定的に今の役職に留まり、決まればジョナサン・ニューハウスがコンデ・ナスト海外事業部のCEOのポストを譲り、会長になる。
サウアーバーグが推進しているリストラ案はそのまま続行するといい、広告に頼らない収入源ダイバーシティー策や、赤字脱却が難しいと判断したゴルフ・ダイジェストやブライドといった雑誌の売却を通し、2年で黒字転換を目指していた。またサウアーバーグは引き続きコンデ・ナスト社の代表として、SNSのRedditの理事会に席を残すという。
参考リンク
フォーブス紙の記事
https://www.forbes.com/sites/jonathanberr/2018/11/27/conde-nast-ceo-sauerberg-to-depart-amidst-publishing-upheaval/#18c352dd2c0d
ニューヨーク・タイムズの記事