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【編集部記事】主要メディアの報道によると検索サイト大手の米Google(本社:米国カリフォルニア州)は現地時間の10月28日、同社「Google Book Search」サービスに対する著作権侵害訴訟について、原告側と1.25億で和解した模様。
同訴訟は、Authors Guild(全米著作者協会)とAAP(全米出版社協会)が訴えていたもので、Googleの書籍検索サービス「Google Book Search」が著作権侵害にあたるという内容だった。最大の焦点は書籍内のコンテンツ検索が“フェア・ユース”に相当するかどうかという点だったが、審議自体のスタートも長引き、2年半を経て、ついに結審を見ることなく場外での和解成立ということになる。
和解の条件は、1)Google側が原告側に1.25億ドルを支払う、2)Google側が著作料徴収団体(日本でいうJASRACのような機構)の設立とシステム構築に参加する、3)Google Book Searchの書籍閲覧者に課金を行なう機能を追加する、などが明らかにされている模様。【hon.jp】n
問合せ先:Authors Guildのサイト( http://www.authorsguild.org/ )