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Timebook Town、内藤みか氏のオリジナル新連載「ナイトパック」を配信スタート

 株式会社パブリッシングリンク(本社:東京都千代田区)は5月11日、同社が運営するPC・読書端末向け電子書籍配信サイト「Timebook Town」において、内藤みか氏によるオリジナル連作短編「ナイトパック」(全6話)の配信をスタートした。  「ナイトパック」はケータイ小説の女王として絶大な支持を得ている内藤みか氏の最新書き下ろし作品で、新宿のネットカフェを舞台に現代を生きる男女の心のひだを描いた […]

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au電子書籍情報サイトで人気ケータイ作家・内藤みか氏の連載が27日からスタート

 KDDI関連会社の株式会社mediba(本社:東京都港区)は4月27日より、KDDI社がau携帯電話向けに運営している書籍情報サイト「EZ Book Land!」において、人気ケータイ作家・内藤みか氏の連載をスタートする。  新連載のタイトルは「あなたにかけた電話」で、主人公のまっすぐで不器用だった恋の記憶を甘く切なく描いたラブストーリーとなっている。購読は無料で、1話あたり約1,500文字を全 […]

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ポニーキャニオン、2月14日より内藤みか氏の書き下ろし連載をスタート

 株式会社ポニーキャニオン(本社:東京都港区)は2月14日より、同社が運営する3キャリア対応の無料携帯サイト「ポニーキャニオン」において人気ケータイ小説家・内藤みか氏の書き下ろし連載を配信開始することを明らかにした。  今回の新連載は「恋、したいけど。」というタイトルで、14日より20週間にわたり平日更新を行い、合計100話になるという大作。本連載の閲覧は無料だが、同社では今後同作品を電子書籍・紙 […]

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ケータイ小説発!Podcasting・Vポータルで「聴く連ドラ」スタート

 ケータイ小説の女王・内藤みか氏が新潮ケータイ文庫で人気を博した携帯電話向け電子書籍「ラブリンク」の朗読ドラマを、12月14日からPodcastingとVポータルでの配信を開始した。  「ラブリンク」は二組の姉妹・兄弟による四つ巴(よつどもえ)の恋を描いた作品。新潮ケータイ文庫にて2004年10月から2005年3月まで全100話が連載され、有料の携帯電話向けの電子書籍では異例の期間累計150万PV […]

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第12回 無名から、プチ有名人に。―― 内藤みかの作家起業論

 気づいたら、一般社会でも「内藤みか」を知っている方が増えて、私は無名作家ではなく、プチ有名程度にはなったかもしれなかった。そしてそのきっかけは間違いなく、自分が毎日綴っているブログであると思っている。  私が書くケータイ小説は、無料だと10万人近く、有料でも1万人以上がアクセスしてくれている。このケータイ小説の存在も、私のブログで初めて知った方が多い。これからもネットで自己作品のPRを、精力的に […]

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第11回 ネットPRの思わぬ利益!―― 内藤みかの作家起業論

 アマゾンキャンペーン終了後、雑誌からの取材依頼を始め、私にさまざまな仕事が舞い込んできた。  講演会のお誘いが一度に二つも来た。「東京激安人生案内」と「恋愛体験を、書こう。」。  作家ならではのトークができて、新たな仕事の広がりができていった。主宰の高畠さんにはとても感謝している。  ネットで騒げば騒ぐほど目立つことは確かなことだったようだ。人々のブログからブログへと私の名と著書は広まっていった […]

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第10回 アマゾン5位という奇跡体験に酔う。―― 内藤みかの作家起業論

 ついに自分でもアマゾンキャンペーンをすることになった。本当に多くの方のご厚意により、なんと5位になることができた。厚意以外の何ものでもないと思う。ついにはネット書店でいったん在庫切れになってしまったほどで、これには出版社も驚いていた。  キャンペーンの余波はしばらく続き、買ってくださった方が感想を続々ブログやホームページに書いてくださった。自分の作品の名がネットのあちこちにあり、感動した。 内藤 […]

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第9回 ネットの口コミパワーの思わぬ利益!―― 内藤みかの作家起業論

 ネットの口コミはすごいものがあると聞いていたけれど、一体どうやって火をつけていったらいいのか、自分でもよくわかってはいなかった。  ただ、ネットで揉まれて悟ったことは、起業した人は何か「商品」を売ったりPRしたりしている。私は作家なのだから「自著」こそが私の売るべきものだった。つまり作家は「自著」を抱えた起業家だと気づかされた。そしてネット書評家達が、動き始めてくれた。 内藤みか(ないとう・みか […]

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第8回 小説を読まない人に本を売った!―― 内藤みかの作家起業論

 ネット起業家の方々は、皆、本が大好きでよく買っていた。良いビジネス書があると聞くと、ネット書店でクリック一発で買ってしまうのである。だから一ヶ月の書籍代に何万円もかける人が少なくなかった。  そんな彼らも、小説やエッセイはあまり読んだことがなく、そのなかに私が現れたものだから「じゃあたまには小説でも買おうかな」とお買いあげくださった人が少なくなかった。  彼らは知人の作家は私しかいなかったからだ […]

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第7回 目立つことこそ、最大のPRである。―― 内藤みかの作家起業論

 今まで出版系の世界しか知らなかった私は、ブログを始めて、とあることに気づいた。  作家の中に作家がいても、売れっ子でない限り、目立たない。だけど、起業家の中に作家がいれば目立ちすぎるくらい目立つ。情報起業家はネットのPRに関しては作家よりずっと長けていたので教わることも多かった。  自分を知ってもらうためには、自分を全く知らない人たちがいるところに飛び込んで正解だったのだ。 内藤みか(ないとう・ […]

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第6回 タダだからこそ続けたブログへの書き込み ―― 内藤みかの作家起業論

 「プロなんだから、タダ原稿を書くな」と、実は何人もの人に忠告されてのブログ活動のスタートだった。けれど私は、人一倍熱心にブログに書き込みし、訪れた方のブログを訪れてコメントを書いたりもした。あえてワザとタダで言葉を綴り続けた。  タダということは誰でも読める。より多くの人の目に止まる可能性が高い。無名作家状態だった私の名を知ってもらえるチャンスだと考えての書き込み活動だった。 内藤みか(ないとう […]

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第5回 家にいながらネットでPR活動☆ ―― 内藤みかの作家起業論

 私は自分の作品のおもしろさには一応の自信を持っていた。だから「内藤みか」というこのキャラクターをもっと目立たせて、自分の本をより多くの人に買ってもらいたかった。  書店に行くと小説の本はたくさんある。その中からどうやって選んでもらえる存在になるか、とにかく選挙活動のように「内藤みか」「内藤みか」と連呼して、愛着を持っていただくのが一番ではないかと私は考えた。だからメルマガやブログを本格スタートさ […]

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第4回 メルマガ1位を狙っちゃう!―― 内藤みかの作家起業論

 私はメールマガジンのプロである二人に、パーティーで近づき、相談を投げかけた。  日本初の「メルマガコンサルタント」平野友朗さんと、「パワーライティング」塾長の沼田裕さんである。  彼らは口を揃えてまずはメルマガを創刊したほうがいいと言った。  無料のメールマガジンでたくさんの読者を集めて、まずは私という作家を好きになってもらえば、確かに本も買ってくれる人もいるかもしれない。私はメルマガ創刊を決意 […]

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第3回 セミナーヴァージン喪失!―― 内藤みかの作家起業論

 私は四十冊以上出しているのに、アマゾンでの最高ランクは124位だった。果たして1位を獲るにはどうしたらいいのだろう。  石井さんはメールマガジンでの効果的宣伝法や、ネットの社会での横の繋がりの必要性をセミナーで説いてくれた。そうすればお互いに宣伝したいものがある時に紹介しあって、協力することができるからだという。    今までたったひとりで自著の宣伝をしていた私には、目からウロコの言葉だった。 […]

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第2回 アマゾン1位の著者発見!―― 内藤みかの作家起業論

 私は無名作家で、出版社から「もっと名前が売れたらねえ」と言われ、途方に暮れていた。その時に石井貴士さんがメールマガジンを通じて自著をアマゾン1位にしようとキャンペーンをしており、読んでいるうちに応援したくなってついつい買ってしまった。  その時に目の当たりにしたのである。 「本の魅力ではなく、個人の魅力で本が売れている」という事実を。だから私は「みんなに応援されるような人間になろう」と考えた。 […]

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第1回 知名度をタダで上げたいの!―― 内藤みかの作家起業論

 この連載は、私という無名作家が、どのようにしてネットを使っていったかという、記録である。  2003年12月、私は楽天日記というブログをスタートさせた。さらに、メールマガジンの発刊準備をまぐまぐで始めた。  「自分という作家の知名度を上げたい」という一心だった。なぜならば知名度と本の売り上げは比例すると聞いたからだ。だからネットで自分をPRしまくるつもりだった。 内藤みか(ないとう・みか)  1 […]