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伝統的な取次&書店流通の商業出版から、インターネットを活用したデジタルパブリッシングまで、広い意味での出版関連ニュースをデイリーでまとめて配信。ボットではありません。編集部の中の人がすべて自分の目で読んで、手作業でまとめています。
【目次】
政治
EUによるAppleの電子書籍分野における独占禁止法調査が終了〈GIGAZINE(2024年11月23日)〉
社会
進化する大学のデジタル図書館 スマホで貸し出し、レポートを学生が電子書籍化〈朝日新聞Thinkキャンパス(2024年11月23日)〉
ひとことコメント
追手門学院大学の事例はボイジャー「Romancer」ですね。(鷹野)
声の肖像権?〈有斐閣Online(2024年11月22日)〉
長いテキストを分析的に読む場合、デジタル教科書より「紙の方がパフォーマンスが高い」…文科省検討会で〈読売新聞(2024年11月22日)〉
経済
分割案浮上のGoogleに挑戦 新興勢が狙うアリの一穴〈日本経済新聞(2024年11月23日)〉
消える書店、危急存亡 「薄利」是正難しく弱る力 ライター 永江朗(今を読み解く)〈日本経済新聞(2024年11月23日)〉
スマホ広告、増える「スワイプ型」 滞在時間15秒長く〈日本経済新聞(2024年11月23日)〉
“不祥事イメージ”払拭できる? KADOKAWA買収検討、ソニーの狙いは〈ITmedia ビジネスオンライン(2024年11月22日)〉
ローソン、既存店の一部を書店併設型にリニューアル 雑誌やビジネス書など約5000タイトル用意〈ITmedia ビジネスオンライン(2024年11月22日)〉
ひとことコメント
2025年3月からは、これまでにオープンしたLAWSONマチの本屋さんと通常店舗への本の配送を、日本出版販売から順次引き継ぐ予定だ。
この段落は主語が抜けているのですが、文脈的に2つ前の段落に名前が挙がっている「トーハンが」が引き継ぐことになるのでしょう。まあ、コンビニ配送から撤退するという話が挙がった当初から「マチの本屋さん」はどうなるんだ? と心配していましたが(記憶が確かなら「どうなる」情報は出ていなかったはず)、これも無事トーハンが引き継ぐことになったようです。日販公式サイトからはいずれ「ローソン マチの本屋さん」のページは消えてしまうのでしょう。(鷹野)
テックトピア:米国のテクノロジー業界の舞台裏(15) Amazonに敗北した米書店チェーン、経営危機から大復活の裏にあるシンプルな答え〈TECH+(2024年11月22日)〉
イベント
日本電子出版協会「パソコン誌で綴るデジタル史 人工知能編」講師:服部桂 氏〈オンライン/11月26日〉
アクセシブル・ブックス・サポートセンター(ABSC)・日本電子出版協会共催「視覚に障害のある人は、どのように本を読んでいるのか ~出版者のためのアクセシブル・ブックス超入門セミナー~」〈オンライン/11月29日〉
日本電子出版協会「ISOとフォーラム標準ーー日本の明日はどっちだ?」講師:村田真〈オンライン/12月2日〉
日本出版学会賞 受賞記念講演会「いま、学術書にできること――『杉浦康平と写植の時代』をケーススタディに」講師:阿部卓也氏〈東京都千代田区(上智大学四谷キャンパス・オンライン併用)/12月6日〉
国公私立大学図書館協力委員会・日本図書館協会大学図書館部会 共催「2024年度大学図書館シンポジウム:2030『デジタル・ライブラリー』の実現に向けた取り組み」〈オンライン/12月10日〉
お知らせ
文フリ東京出店について
文学フリマ東京39に出店します。12月1日有明ビッグサイトで、ブース位置はI-49〜50、カテゴリは評論・研究[メディア]です!
新刊電子版先行販売について
文学フリマ東京39で紙版を販売する新刊『ライトノベル市場はほんとうに衰退しているのか? 電子の市場を推計してみた』の、電子版を直営ストアで先行販売しています!
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