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デジタル・パブリッシングのオープンカンファレンス「HON-CF2024」のセッション5「デジタル出版物制作の教育活用」は、2024年9月8日(日)13時からオンライン配信いたします(※日本出版学会・出版デジタル研究部会との共催です)。有山裕美子氏(滋賀文教短期大学講師)、徳永修氏(デジタルハリウッド大学教授)と鷹野凌(HON.jp)が登壇・発表します。
【目次】
概要
新聞の教育活用はNIE(Newspaper in Education)、雑誌の教育活用はMIE(Magazine In Education)がそれぞれ提唱され、活動や研究が行われている。近年では教育でのICT活用の重要性が説かれ、GIGAスクール構想により端末・通信環境も整備された。ならば、デジタル出版の教育活用(Digital Publishing in Education)も、もっと盛んに行われても良いのではないだろうか? 今回の出版デジタル研究部会は、実際に授業でデジタル出版物の制作を行っている有山裕美子氏(滋賀文教短期大学講師)と、徳永修会員(デジタルハリウッド大学教授)、鷹野凌会員(NPO法人HON․jp 理事長)より、それぞれの事例について報告する。
登壇者
有山裕美子氏(滋賀文教短期大学講師)
大学卒業後、神奈川県座間市の公立小学校の教員になる。出産を機に退職し、育児中に通信教育で司書と司書教諭の資格を取得する。 8年半の公共図書館非常勤職員の後、工学院大学附属中学校・高等学校で国語科兼司書教諭、軽井沢風越学園教諭を経て、現在は滋賀文教短期大学専任講師他、複数の大学で司書・司書教諭課程の非常勤講師を務める。学部、修士での専門は児童文学(モーリス・センダック研究)。大好きなセンダックの蔵書は800冊を超え、日本で一番のコレクターを自称する。目下の関心は、STEAM教育と学校図書館、教育におけるICT活用、電子書籍活用授業など。文部科学省2022年度「子供の読書活動の推進に関する有識者会議」委員、日本デジタル・シティズンシップ教育研究会専門委員などを務める。昨年から週4日あまりを過ごす滋賀県は、その美しい景色と日本酒が美味しいところがとても気に入っている。
徳永修氏(デジタルハリウッド大学教授)
デジタルハリウッド大学デジタルコミュニケーション学部教授(専門分野は電子出版)。編輯者/コンテンツ・プロデューサー。早稲田大学政治経済学部卒業後、株式会社パルコ入社。総合企画室勤務ののちに出版業界に転じ、書籍編集者として活動。デジタルハリウッド出版局編集長、デジタルコンテンツ関連ベンチャーの取締役等を経て独立、大手玩具メーカー・タカラ(現タカラトミー)のデジタル玩具開発プロジェクトおよびインターネット動画CMSプロジェクト、野村総合研究所と共同での政府系実証事業その他に関わる。現在は、朝日新聞社の元記者らを中心とした制作会社・株式会社POWER NEWSの代表として、出版、電子出版、Web、モバイルの分野においてコンテンツ制作からビジネススキームの立案、マーケティング戦略立案まで、広範な業務に従事している。
鷹野凌(NPO法人HON․jp 理事長 / 日本出版学会理事)
NPO法人HONꓸjp 理事長 / HONꓸjp News Blog 編集長 / 日本出版学会 理事・出版デジタル研究部会 部会長 / 明星大学・二松学舎大学 非常勤講師 / 准認定ファンドレイザー
チケット
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