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2024年9月6日(金)18時から、デジタル・パブリッシングのオープンカンファレンス「HON-CF2024」の基調講演Ⅰ「人間の書いた文章なのか? と問われる時代に」とパネルディスカッション「生成AI時代の書き手の生存戦略」を、リアル会場(東京都渋谷区)とオンライン配信のハイブリッドで開催いたします。基調講演は佐藤友美氏(ライター・エッセイスト)、パネルディスカッションには猪谷千香氏(文筆家/記者)、碇雪恵氏(ライター)にご登壇いただきます。司会はHON.jpの鷹野凌です。
【目次】
概要
ライターとして数多くの書籍を出版してきた佐藤友美氏は、近著『本を出したい』(CCCメディアハウス)の中で、ChatGPTのような生成AIにはできないこととして「人生経験」を挙げ、「何を書くかも大事だが、この先も本を書き続けたいと思ったら『誰が書いた本か』を問われます」と説いています。基調講演ではそんな佐藤氏に、本を書くとどうなるのか? 人生がどう変わるか? などについて語っていただきます。また、猪谷氏、碇氏を交えたパネルディスカッションでは、厳しさを増す環境下で今後「書き手」はどのようにして生き残っていけばよいのか? について意見を伺います。
登壇者
佐藤友美氏(ライター・エッセイスト)
1976年北海道知床半島生まれ。日本でもっとも入塾倍率が高いといわれる、さとゆみビジネスライティングゼミ主宰。卒ゼミ生によるメディア『CORECOLOR』編集長。『女の運命は髪で変わる』(19刷)、『書く仕事がしたい』(6刷)、『髪のこと、これで、ぜんぶ。』(7刷) 、エッセイ『ママはキミと一緒にオトナになる』(2刷)など。新刊は『本を出したい』。毎朝7時、24時間で消えるコラム連載中。
猪谷千香氏(文筆家 / 記者)
東京出身。明治大学大学院文学研究科考古学専修博士前期課程修了後、1997年に新聞社入社。文化部記者などを経て、2012年に「ニコニコ動画」ニュース編集者に転職。2013年から米国ニュースサイト「ハフィントンポスト」(現・ハフポスト)の日本版レポーターを務める。2017年9月から弁護士ドットコムニュース記者。著書に『ギャラリーストーカー』(中央公論新社)、『小さなまちの奇跡の図書館』(ちくまプリマー新書)、『町の未来をこの手でつくる』(幻冬舎)、『つながる図書館』『日々、きものに割烹着』(筑摩書房)『その情報はどこから?』(ちくまプリマー新書)、共著に『ナウシカの飛行具、作ってみた』(幻冬舎)など。
碇雪恵氏(ライター)
北海道札幌市生まれのライター・編集。出版取次、出版社勤務を経て、2019年に独立。演劇やお笑いなどカルチャーの分野、ジェンダーや教育などの分野でインタビューや記事制作を行っている。自主制作した書籍(ZINE)に『35歳からの反抗期入門』、『われわれの雰囲気』(植本一子、柏木ゆかとの共著)がある。また、新宿ゴールデン街「月に吠える」で金曜日に店番を担当している。
鷹野凌(司会 / NPO法人HON․jp 理事長)
NPO法人HON.jp 理事長 / HON.jp News Blog 編集長 / 日本電子出版協会 理事 / 日本出版学会理事 / 明星大学 デジタル編集論 非常勤講師 / 二松学舍大学 編集デザイン特殊研究・ITリテラシー 非常勤講師 / デジタルアーカイブ学会 会員 / 著書『クリエイターが知っておくべき権利や法律を教わってきました。著作権のことをきちんと知りたい人のための本』(2015年・インプレス)など。
チケット
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