米国ソニーが電子書籍端末「Sony Reader」を発表、4月から発売予定

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 米国ソニーは現地時間の1月4日、ラスベガス市内で同日から開催されているConsumer Electronics Show 2006展示会において、米国内向けの電子書籍専用端末「Sony Reader」を発表した。実際の発売は4月以降となる模様で、価格は299〜399ドルを想定しているとのこと。

 今回発表されたこのSony Readerは、現在ソニーが日本国内で販売している電子書籍端末「Librie」と同じE-Ink製の電子ペーパーディスプレイを搭載しつつも、ハードウェア本体は大幅にアップグレード。外部記憶媒体としてメモリースティック/SDメモリーカードが選択でき、リチウムイオン型の充電バッテリーも内蔵されており、ユーザーは付属USBケーブルを使ってPC側から充電も行えるようになっている。電子書籍データの転送には、PC側には専用の「Connect Reader」アプリケーションをインストールすることが必要で、BBeB/PDF電子書籍やJPEG画像に加え、RSSフィードの表示やMP3再生も行えるとのこと。

 なお、実際の電子書籍の販売は米国ソニーが運営する「Sony Connect」サイトで行われる予定で、Random House/HarperCollins Publishers/Penguin-Putnam/Simon & Schuster/Time Warner Book Group/TOKYOPOPなどの出版社を中心に約1万タイトルが提供される予定となっている。

【関連サイト】
米国ソニーのSony Reader製品紹介サイト(英文)

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