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HON.jp設立10周年記念カンファレンス「HON-CF2023」の規制セッションは、2023年9月2日(土)10時からオンライン配信。「生成AIと著作権」と題し、福井健策氏(骨董通り法律事務所 代表 弁護士)、橋本大也氏(デジタルハリウッド 大学教授)、小林啓倫氏(ITジャーナリスト)にご登壇いただきます。司会はHON.jpの鷹野凌です。
HON-CF2023規制セッション
概要
生成AI技術の急激な進化により、人間による作品と判別するのが難しいレベルの表現が大量に出力・公開されるようになりました。日本の著作権法は機械学習が原則自由ですが、権利保護策の検討や法規制の強化を求める声も上がっています。クリエイターやパブリッシャーの立場で考えたとき、生成AIへの規制は強化すべきなのか、ガイドラインの制定で充分なのか。あるいは、生成AI利活用時の倫理リスクをどう捉えるか。識者とともに議論します。
日程 / 場所
2023年9月2日(土)10:00~11:25
Zoom(アーカイブ視聴可)
登壇者
福井健策氏(骨董通り法律事務所 代表 弁護士)
弁護士(日本・ニューヨーク州)/日本大学芸術学部・神戸大学大学院・iU 客員教授
東京大学法学部卒。米国コロンビア大学法学修士。現在、骨董通り法律事務所 代表パートナー。「18歳の著作権入門」(ちくまプリマ―新書)、「ロボット・AIと法」(共著・有斐閣)、「エンタテインメント法実務」(編著・弘文堂)ほか。多くのコンテンツ企業・クリエイターの顧問、内閣府知財本部・文化庁ほか委員、デジタルアーカイブ学会・ELN理事、緊急事態舞台芸術ネットワーク常任理事、日本文学振興会評議員などを務める。
https://www.kottolaw.com
Twitter: @fukuikensaku
橋本大也氏(デジタルハリウッド 大学教授)
デジタルハリウッド大学教授・メディアライブラリー館長、多摩大学大学院客員教授。早稲田情報技術研究所取締役。2000年、ビッグデータと人工知能の技術ベンチャー企業データセクション株式会社を創業。同社を上場させた後、顧問に就任。その後、教育者、事業家に転進。教育とITの領域でイノベーションを追求している。著書に「データサイエンティスト データ分析で会社を動かす知的仕事人」(SB 新書)、「英語は10000時間でモノになる」(技術評論社)、「情報力」(翔泳社)など。日本語・英語両方で書評ブログを執筆しており、書評集として「情報考学 Web時代の羅針盤 213 冊」(主婦と生活社) がある。翻訳書として「アナロジア AIの次に来るもの」(5月20日発売)がある。
小林啓倫氏(ITジャーナリスト)
1973年東京都生まれ。筑波大学大学院修士課程修了。システムエンジニアとしてキャリアを積んだ後、米バブソン大学にてMBA取得。その後外資系コンサルティングファーム、国内ベンチャー企業などで活動するかたわら、最新のデジタル技術に関する情報発信を行っている。著書に『FinTechが変える!金融×テクノロジーが生み出す新たな新ビジネス』(朝日新聞出版)など、訳書に『ランサムウエア追跡チーム はみ出し者が挑む、サイバー犯罪から世界を救う知られざる戦い』(日経BP社)、『AIの倫理リスクをどうとらえるか:実装のための考え方』『操作される現実』(以上、白揚社)、などがある。
鷹野凌(HON.jp)/ 司会
NPO法人HONꓸjp 理事長 / HONꓸjp News Blog 編集長 / 日本出版学会 理事 / 明星大学・二松学舎大学 非常勤講師 / 准認定ファンドレイザー
チケット
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