馮富久氏×下農淳司氏×北原昌和氏×鷹野凌「アクセシブルな電子書籍市場の拡大へ向けた課題は?」HON-CF2023読書バリアフリーセッション:2023年9月2日(土)15時から(オンライン)

セッション3-2:読書バリアフリー「アクセシブルな電子書籍市場の拡大へ向けた課題は?」アイキャッチ
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 HON.jp設立10周年記念カンファレンス「HON-CF2023」の読書バリアフリーセッションは、2023年9月2日(土)15時からオンライン配信。「アクセシブルな電子書籍市場の拡大へ向けた課題は?」と題し、馮富久氏(技術評論社)、下農淳司氏(W3C)、北原昌和氏(ボイジャー)にご登壇いただきます。司会はHON.jpの鷹野凌、事前収録の疑似ライブです。

HON-CF2023読書バリアフリーセッション

概要

 2019年6月28日に読書バリアフリー法が施行されました。視覚障害者等が利用しやすい、アクセシブルな電子書籍の制作や販売の促進、あるいはテキストデータの提供促進などが求められるようになりました。しかし、本年7月に芥川賞を受賞した『ハンチバック』の著者・市川沙央氏が、作品内でも記者会見でも問題提起したように、読書バリアフリーな環境にはまだほど遠い状況であるのが現状です。本セッションでは、アクセシブルな電子書籍の「制作」と「流通」においてどのような課題があるのか? どのように解決していけばよいか? について議論していきます。

日程 / 場所

2023年9月2日(土)15:00~16:25
Zoom(アーカイブ視聴可)

登壇者

馮富久氏(技術評論社)

馮富久氏
馮富久氏
1975年生まれ。横浜市出身。1999年4月株式会社技術評論社に入社。入社後から『Software Design』編集部に配属、同誌編集長(2004年1月~2011年12月)や『Web Site Expert』編集長を歴任。その後、2007年、gihyo.jpの立ち上げなど、技術評論社のWeb・オンライン企画、イベント企画などを担当。現在は、2022年4月に設立したデジタル事業部にて、技術評論社の電子出版やEC、企業マーケティング、広告を中心に、デジタル・オンライン事業を取りまとめる。2021年5月より、電子書籍専門企業 株式会社GREEPの社外取締役に就任。社外活動として電子書籍を考える出版社の会の代表幹事やWebSig 24/7のモデレーター、TechLIONプロデューサーなども務める。

下農淳司氏(W3C)

下農淳司氏
下農淳司氏
2010年京都大学大学院理学研究科で博士(理学・宇宙物理)取得、2018年10月まで東京大学Kavli IPMUなどで望遠鏡や観測装置のプロジェクトで研究に従事。 2018年11月から慶應義塾大学SFC所属でW3Cプロジェクトに参加。現在は国際化・Immersive-Web・Timed-Text・Devices and Sensorsの各ワーキンググループを担当。 また、国際化ワーキンググループ内の日本語組版タスクフォースでも活動中。

北原昌和氏(ボイジャー)

北原昌和氏
北原昌和氏
ブラウザ上で動作する電子書籍リーダー(BinB)を開発している。W3C EPUB Working Groupに参加していた。現在は後継のPublishing Maintenance Working Groupに参加している。

鷹野凌(HON.jp)/ 司会

鷹野凌
鷹野凌
NPO法人HONꓸjp 理事長 / HONꓸjp News Blog 編集長 / 日本出版学会 理事 / 明星大学・二松学舎大学 非常勤講師 / 准認定ファンドレイザー

チケット

Zoom Eventsの登録ページよりご購入ください(全セッション共通)。

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著者について

About NPO法人HON.jp 事務局 28 Articles
本(HON)のつくり手をエンパワーするNPO法人HON.jp の公式アカウント。2013年9月1日に任意団体日本独立作家同盟として活動開始。2015年5月26日にNPO法人化。2019年4月1日より現法人名。
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