日刊出版ニュースまとめ 2023.02.08

日刊出版ニュースまとめ

《この記事は約 9 分で読めます》

 伝統的な取次&書店流通の商業出版から、インターネットを活用したデジタルパブリッシングまで、広い意味での出版に関連するニュースをデイリーでまとめています。

【目次】

国内

【詳報】KADOKAWA夏野社長「二度と起こしてはいけない」 検証委報告受け会見〈文化通信デジタル(2023年2月7日)〉※有料会員限定

     KADOKAWAは2月2日、都内で会見を開き東京五輪のスポンサー契約をめぐり角川歴彦元会長らが逮捕、起訴された問題について再発防止策や今後の対応を説明した。夏野剛社長、山…続き

14色のペン:採算は取れなくても シェア型本屋で自分の書店を開く価値〈毎日新聞(2023年2月7日)〉※有料会員限定

 区分けされた書店の本棚を借りて、自分が届けたい本を販売できる「シェア型本屋」が話題になっています。誰でも書店主になれる仕組みです。街から本屋が減っていく時代に、小さな本棚にはどんな希望が詰まっているのか。港町にある書店を訪れました。【東京社会部・銭場裕司】

文化審議会著作権分科会(第66回)〈文化庁(2023年2月7日)〉

文化審議会著作権分科会(第66回)配布資料等を掲載しています。

赤松健氏「画像生成AI、珍しく日本が勝つチャンス」〈ASCII.jp(2023年2月6日)〉

画像生成AIに関するYouTube動画を公開した自民党の赤松健議員にインタビュー。画像生成AIに関する政策は「絵描きの気持ちを考慮に入れること」が重要だと話す。

ヤマト運輸、宅急便の運賃を改定 値上げ幅は60サイズで20円、100サイズで150円〈日本ネット経済新聞(2023年2月6日)〉

ヤマト運輸は2月6日、2023年4月3日(月)から、宅急便などの届出運賃を改定すると発表した。値上げ幅は、関東から関西への配送で、60サイズで20円、100サイズで150円となっている。ヤマト運輸では今後、外部環境変化による影響を適時適切に

令和5年度文化芸術振興費補助金メディア芸術アーカイブ推進支援事業について〈メディア芸術カレントコンテンツ(2023年2月6日)〉

文化庁広報誌「ぶんかる」キャラクター「ぶんちゃん」1.目的我が国の優れたメディア芸術作品や散逸、劣化などの危険性が高いメディア芸術作品の保存及びその活用・公開等[1]を支援することにより、我が国のメディア芸術の振興に資することを目的とします。なお、本事業で対象とする「メディア芸術」とは、デジタル技術を用いて作られたアート(インタラクティブアート、インスタレーション、映像等)、アニメーシ...

第25回文化庁メディア芸術祭「マンガ部門ソーシャル・インパクト賞『女の園の星』トークセッション」レポート〈メディア芸術カレントコンテンツ(2023年2月6日)〉

2022年9月16日(金)から26日(月)にかけて「第25回文化庁メディア芸術祭受賞作品展」が開催され、会期中にはトークセッション、ワークショップなどの関連イベントが行われた。公式サイトでは、『女の園の星』でマンガ部門ソーシャル・インパクト賞を受賞した和山やま氏へのインタビュー音声をもとに、『女の園の星』担当編集者の神成明音氏(編集者/株式会社シュークリーム)、司会として横井周子氏(マンガライター...

世界

米最大手書店バーンズ&ノーブルが“独立系書店化”で拡大路線に 世界の書店再編目指すヘッジファンド〈文化通信デジタル(2023年2月7日)〉※有料会員限定

 アメリカ最大の書店チェーンである「バーンズ&ノーブル」の出店ペースが拡大している。2010年から19年の10年間で、わずか15店舗しか出店していなかったが、22年に16店舗をオープンし、23年には3…続き

ゲッティイメージズ、画像生成AI「Stable Diffusion」開発元を提訴–著作権侵害で〈CNET Japan(2023年2月7日)〉

世界有数のストックフォトサービスを提供するゲッティイメージズは、画像生成人工知能(AI)「Stable Diffusion」の開発元であるStability AIが著作権を侵害しているとして提訴した。

「ChatGPT」の言語モデル統合で「Bing」はグーグルの牙城を崩せるか〈CNET Japan(2023年2月7日)〉

マイクロソフトは「ChatGPT」を支えるAIを自社の検索エンジン「Bing」に統合し、検索の概念を一変させようとしているという。実現すれば、Bingはグーグルよりも優れた検索体験を提供し、数十年にわたるグーグル一強時代が終わる可能性がある。

Googleの会話AI『Bard』発表、検索に統合。複雑な質問に文章で回答する「実験的会話型AIサービス」〈テクノエッジ TechnoEdge(2023年2月7日)〉

GoogleのCEOサンダー・ピチャイが、質問に答えて自然な文章を生成するAIサービス『Bard』と、Google検索への組込みを発表しました。

広告業界次の10年、カギを握る3つの視点/広告効果に応じて「棲み分け」ていく世界が到来する〈MarkeZine(2023年2月7日)〉

 日本のネット広告市場の発展を、様々な立場から牽引してきた有園雄一氏。今回は、「広告業界の今後10年」の見通しについて、その分析軸と共に、有園氏の見解を共有する。

イベント

オンラインモール利用事業者向けオンラインセミナー「透明化法の運用状況と出店者が気をつけたい法律知識(商標権)について」〈経済産業省(オンライン)/2月10日〉

デジタルプラットフォームを利用する事業者の相談に応じ、解決に向けた支援を行うための相談窓口です。

ジャパンサーチAPIハッカソン「ミュージアム、図書館、地域で使えるサービスを作ろう!」〈ジャパンサーチ(オンライン)/2月11日・19日〉

SPARC Japan セミナー2022「電子ジャーナルの転換契約とAPC問題で変わるオープンアクセスの現状と課題」〈SPARC Japan(オンライン)/2月17日〉

SPARC Japanは,我が国の学協会等が発行する英文学術論文誌の電子ジャーナルを支援することを通じ,学術コミュニケーションの変革を目指します。

友利昴×沢辺均「その著作権、エセじゃないですか?」〈版元ドットコム(オンライン)/2月18日〉

海外マンガ交流部会 第15回公開研究会「『ビランジ』と日本のマンガ研究」「ベルギーBDとはなにか」「イスラエルのマンガ事情」〈日本マンガ学会(オンライン)/2月18日〉

本の校閲オンライン講座「デジタル時代に生きる校正のこころ」講師:大西寿男〈毎日文化センター(オンライン)/2月21日〉

毎日文化センターオンライン講座 NHK【プロフェッショナル~仕事の流儀】出演!校正者 大西寿男さんが語る「校正のこころ」

&DC3「『DC3』で実現する、Web3時代のデジタルコンテンツ流通 ーデジタルコンテンツを唯一無二の “モノ“ に」〈日本電子出版協会(オンライン)/2月22日〉

商人としての編集者セミナー「ノンフィクション書籍企画の発想と設計」〈KADOKAWA(オンライン)/2月22日〉

株式会社KADOKAWA(本社: 東京都千代田区、 代表取締役社長:夏野剛)は、2023年2月22日(水・祝前日)に「商人としての編集者」と題した現役編集者2名がノンフィクション系書籍の企画発想方法について語るオンラインセミナーを開催します...

報告:阪本博志(帝京大学)「大宅壮一が遺したもの」〈日本出版学会 雑誌研究部会(オンライン)/2月24日〉

「大宅壮一が遺したもの」  報 告:阪本博志(帝京大学)   日 時:2023年2月24日(金) 19時00分~20時30分(予定) 場 所:オンライン開催(Zoom) 参加費:無料 定 員:100名 申込先:https://forms.g

国立国会図書館デジタルコレクションのリニューアル〈日本電子出版協会(オンライン)/2月28日〉

電流協オープンセミナー「電子出版での海外展開の具体的な可能性 ~有望な海外市場とデジタルコミック流通の実際~」〈電子出版制作・流通協議会(オンライン)/3月2日〉

海外電子出版流通の現状とその可能性について、現在既に海外展開をされている出版社や海外流通に取り組まれている流通事業者に具体例を含めて語っていただきます。

報告:石田あゆう(会員・桃山学院大学社会学部教授)「雑誌出版とジェンダー:『婦人文藝』主宰者としての神近市子を中心に」〈日本出版学会 関西部会(オンライン)/3月4日〉

「雑誌出版とジェンダー  :『婦人文藝』主宰者としての神近市子を中心に」  報 告:石田あゆう(会員・桃山学院大学社会学部教授)   日 時:2023年3月4日(土)14時30分~16時00分(開場:14時15分) 場 所:オンライン開催(

10代のマンガと読書フォーラム 座談会「ヒットマンガの裏側と読書」〈JPIC 一般財団法人 出版文化産業振興財団/3月4日〉

集英社少年ジャンプ+編集部林士平さん、講談社週刊少年マガジン原一仁さん、進行のサンキュータツオさんに...

海外マンガ交流部会 特別講演会「フランス語圏コミックス研究」〈日本マンガ学会・専修大学現代文化研究会共催/3月5日〉

海外マンガ交流部会 特別講演会「フランス語圏コミックス研究」 - 日本マンガ学会

読書のバリアフリーを進める 「アクセシブルライブラリの開発経緯および現状と課題」「出版・図書館における「読書バリアフリー法」対応の現状と課題(その2)」「ABSCの設立に向けて」〈日本出版学会 出版アクセシビリティ研究部会(オンライン)/3月8日〉

「読書のバリアフリーを進める」  2019年6月の「視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律」(読書バリアフリー法)の施行から約4年、2020年7月の国の「視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する基本的な計画」(読書バリアフリー基本

本屋サミット2023 in 大阪府立中之島図書館〈大阪府立中之島図書館/3月11日〉

近年、活字離れが叫ばれて久しい中、それでも私たちは毎日の生活の中で「本」を手放せないでいます。電子書籍やネット通販は便利で魅力的ではありますが、やはり実店舗で手に取って本を選びたい。そんな方も多いのではないでしょうか。私たちと「本」をつないでくれている本屋さん。その現状と未来について考えるため、モデレーターに梅田 蔦屋書店の北田博充氏をお迎えし、本屋の“リアル”をトークセッション形式で掘り下げてい...

第190回月例会「公益財団法人 大宅壮一文庫:雑誌図書館としての活動と雑誌記事索引の作成から検索まで」〈三田図書館・情報学会(オンライン)/3月11日〉

第18回レファレンス協同データベース事業フォーラム「レファ協で出会う専門図書館―そのディープな魅力に迫る―」〈国立国会図書館(オンライン)/3月22日〉

2023年4月月例研究会「これからの学術情報システムのメタデータ収集・作成方針 : 「流通」を前提としたメタデータの整備に向けて」〈日本図書館研究会情報組織化研究グループ(オンライン)/4月15日〉

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