日刊出版ニュースまとめ 2022.09.04

日刊出版ニュースまとめ

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 伝統的な取次&書店流通の商業出版から、インターネットを活用したデジタルパブリッシングまで、広い意味での出版に関連するニュースをデイリーでまとめています。

【目次】

国内

銃や爆発物製造“有害情報” サイト管理者に削除要請へ 警察庁〈NHK | 安倍晋三元首相 銃撃(2022年9月3日)〉

【NHK】安倍元総理大臣が銃撃されて死亡した事件を受け、警察庁は、銃や爆発物などの製造に関するインターネット上の書き込みやサイトを…

ペイペイ「経済圏」拡大へ攻勢 5千万人突破、楽天に対抗〈共同通信(2022年9月3日)〉

ヤフー親会社のZホールディングスが、インターネット検索サービスや通信アプリのLINEで培った顧客基盤...

【独自】高橋容疑者、KADOKAWAの五輪スポンサー選定も仲介か…電通に「枠」新設を提案〈読売新聞オンライン(2022年9月3日)〉

東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で、大会組織委員会理事だった高橋治之容疑者(78)が、出版大手「KADOKAWA」(東京)が大会スポンサーに選定されるよう組織委側に働きかけた疑いがあることが関係者の話でわかった。

オーディオブック、シニアに浸透〈日本経済新聞(2022年9月3日)〉

本の内容を朗読音声で聞ける「オーディオブック」の配信サービスの利用がシニア層に広がっている。これまでは30~40代の会社員が通勤時間や家事中に「ながら聴き」でビジネス書や自己啓発本を選ぶことが多かった。名作小説などコンテンツの充実やスマートフォンの普及によって、老眼や目の疲れに悩むシニアの新たな趣味になっているようだ。声優や有名俳優らが朗読するオーディオブックは、朗読劇のように複数の声優が登場

【山田祥平のRe:config.sys】メールと手紙と働き方〈PC Watch(2022年9月3日)〉

 電子メールは相手の都合を考えずに、いつ送信してもいい。相手は相手で自分の都合のいい時間にまとめて読むからだ。紙の郵便もそうだった。夜中にポストに投函したっていい。手紙は、宛先住所にしたがって相手のポストに配達され、そのポストから手紙を取り出すタイミングは受取人の都合に依存する。でも、最近はどうやらそうでもないらしい。何がどう変わったのか。

イベント「行政マンとして図書館員が忘れていること」に登壇して話したこと〈飯田一史の仕事(2022年9月3日)〉

Yahoo!への配信だけでは新聞に将来はない – 校條 諭〈論座 – 朝日新聞社の言論サイト(2022年9月2日)〉

 Yahoo!ニュースなどプラットフォーマーによる“盛り合わせ弁当型”の無料メディアがすっかり定着している一方、年々部数減が続く新聞にとっては正念場となっている。Yahoo!ニ

“鳥取県が「有害図書」指定→Amazonが削除” 三才ブックス編集長が条例&規制のあり方に抗議「システムが正しく機能しているのか」 | 経済・IT〈ABEMA TIMES(2022年9月2日)〉

今年2月、三才ブックスの『アリエナイ医学事典』などの書籍3冊が、著者や出版社に知らされることなく通販大手Amazonのホームページから削除されていることが明らかになった。三才ブックスはAmazon側にその理由を問い合わせたところ、「鳥取県がこの3冊を有…

テクノエッジに新しく入った編集者は何をやってきて、何を考えているのか〈TechnoEdge テクノエッジ(2022年9月2日)〉

テクノエッジの遅れてきた新人(老齢)が、自己紹介をしつつ、今後の方向性についてちょっとだけ語ります。

電通と電通デジタル、東京大学AIセンターと「AI活用による広告クリエイティブ効果最大化」共同研究開始〈MarkeZine(マーケジン)(2022年9月2日)〉

電通と電通デジタルは、東京大学次世代知能科学研究センター(以下、東京大学AIセンター)と、AIの活用による「創造力の拡張と広告クリエイティブの効果最大化」に向けて共同研究を開始した。 近年、デジタル...

画像生成AIはクリエイターを脅かすのか、それとも。〈ウェブ電通報(2022年9月2日)〉

世界

急速な落ち込みで赤字転落の「ワシントン・ポスト」、100名規模のレイオフ実施か〈Media Innovation(2022年9月3日)〉

老舗ワシントン・ポスト紙を劇的に復活させたベゾス流とは?〈日経ビジネス電子版(2022年4月26日)〉

ジェフ・ベゾスが個人で買収した米国の老舗新聞社ワシントン・ポスト。ベゾス流の大改革を実行し、広告収入も電子版有料購読者数も劇的に増やし、大復活を果たした。その手法を紹介する。

Internet Archive Opposes Publishers in Federal Lawsuit〈Internet Archive Blogs(2022年9月3日)〉

On Friday, September 2, we filed a brief in opposition to the four publishers that sued Internet Archive in June 2020: Hachette Book Group, Harper Collins Publishers, John Wiley & Sons, and Penguin Random House. This is the second of three briefs from us that will help the Court decide the case. Read: Hachette v.

米国で「Facebook離れ」 10代の利用率、8年で半減〈日本経済新聞(2022年9月3日)〉

米国で若者の「フェイスブック離れ」が顕著だ。10代を対象とするSNS(交流サイト)の利用実態調査によると利用率は過去約8年で半減した。入れ替わるように「ユーチューブ」や「ティックトック」などの動画系SNSが台頭し、若年層の「可処分時間」の奪い合いで優位に立っている。米カリフォルニア州パロアルトの高校に通うエレナさん(16)は国内外の友達とつながるために複数のSNSを使い分けているが、米メタが提

米国内のiPhone比率、初の50%超え Androidを逆転〈日本経済新聞(2022年9月3日)〉

米国で使われているスマートフォンに占める米アップルの「iPhone」の比率が2022年4~6月に初めて50%を超えたことが明らかになった。腕時計型端末などの豊富な周辺機器やサービスによって魅力を高め、米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載した他社端末からの乗り換えを促すことに成功している。これまでに米国内で販売されたスマホのうち、現在も使われている台数を香港の調査会社カウンターポ

全米女性の心を潤す、大ベストセラー「恋愛小説家」コリーン・フーバーって誰? | カルチャー | for WOMAN〈ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト(2022年9月2日)〉

米の地方新聞、17年で3割減 広がる「ニュース砂漠」〈共同通信(2022年9月2日)〉

【ニューヨーク共同】米国で過去17年間に地方新聞全体の3割近い2514紙が廃刊に追い込まれたとの調査...

ローカル紙合併にみるアメリカ新聞産業の苦境〈HON.jp News Blog(2019年8月11日)〉

 新聞社2社が併せ持つローカル紙(community paper)が250紙以上という状況は、日本の新聞読者にはわかりづらいかもしれない(8月8日の記事「米地方紙大手2社が合併、250紙以上を抱える大所帯に」を参照)。実際には、さらにその6倍もの数のローカル紙が全米に散在している。なぜ、そういう構造になっているのか、今回の合併でどういうことが起こるのか、アメリカの新聞産業の状況はどうなのかが、少しでも理解できるように説...

【北米エンタメニュースまとめ番外編】広がるCrunchyroll world〈libro|note(2022年9月2日)〉

北米エンタメ市場のニュースなどのまとめです。今回は番外編として、北米を中心にアニメなどの配信を手掛けるCrunchyrollについてその戦略をまとめ、分析したいと思います。最近のM&Aによって、IPを持つ企業の究極の姿のひとつに近づいていると思います。 以下Crunchyrollの取り組みをまとめました。理解しやすいように必ずしも時系列ではなく似た取り組みをまとめています。 違法ファンコミュニティから出発 Crunchyro...

イベント

Code4Lib JAPAN カンファレンス 2022〈Code4Lib JAPAN(オンライン)/9月3日・4日〉

地域発の物語を生み出す創作イベント第3回「阿賀北ノベルジャム2022」キックオフイベント〈阿賀北ノベルジャム(オンライン)/9月4日〉

地域発の物語を生み出す創作イベント第3回! 阿賀北ノベルジャム2022 キックオフイベント阿賀野川北部をテーマに、著者・編集者・デザイナーがジャムセッション(即興演奏)のように... powered by Peatix : More than a ticket.

文化審議会第20期文化政策部会(第4回)〈文化庁(オンライン)/9月6日〉※文化芸術推進基本計画(第2期)について(文化芸術関係者ヒアリング)

MarkeZine Day 2022 Autumn 弁護士 大井哲也氏「法律を守ってデジタルマーケティングできていますか?弁護士が解説、デジタル活用の落とし穴」〈MarkeZine(オンライン)/9月7日〉

MarkeZineは、2022年9月7日(水)~9月8日(木)の2日間にわたり、「MarkeZine Day 2022 Autumn」をオンラインで開催する。 9月7日(水)13時からのセッション『...

出版DX基盤「MDAM(エムダム)」開発背景や導入効果について〈日本出版学会 出版デジタル研究部会 / HONꓸjp(オンライン)/9月13日〉

株式会社集英社が中心となって開発された総合誌面制作基盤「MDAM」は、雑誌制作ワークフローの標準化と、コンテンツの二次利用を促進するアセットマネジメント機能を備えたシステム。小学館... powered by Peatix : More than a ticket.

2022 デジタルアーカイブ産業賞 受賞テーマ発表会〈デジタルアーカイブ推進コンソーシアム(オンライン)/9月14日〉

2022 デジタルアーカイブ産業賞 受賞テーマ発表会 (2022/9/14) デジタルアーカイブ推進コンソーシアムでは、発足以来、毎年「デジタルアーカイブ産業賞」を開催している。本年は、ビジネス賞2件、技術賞2件、貢献賞 … 続きを読む 2022 デジタルアーカイブ産業賞 受賞テーマ発表会

デジタル社会における出版の民主化と図書館に期待される役割の変化〈三田図書館・情報学会(オンライン)/9月24日〉

概要テーマ:デジタル社会における出版の民主化と図書館に期待される役割の変化発表者:鷹野凌氏(NPO法人HON.jp)概要:出版産業は“印刷”という... powered by Peatix : More than a ticket.

『令和4年版情報通信白書』読書会【公開コロキウム】〈国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(オンライン)/9月26日〉

昭和48年に通信白書(当時)が初めて刊行されてから、令和4年版情報通信白書で50回目の刊行となります。そこで、今回の白書では、「情報通信白書刊行から50年~ICTとデジタル経済の変... powered by Peatix : More than a ticket.

電流協オープンセミナー「電子出版入門2022」〈電子出版制作・流通協議会(オンライン)/9月27日〉

電子書籍市場の急拡大に伴って読書ニーズが多様化するとともに、電子出版の流通経路が整ってきました。今や電子出版市場は規模の大小にかかわらず、すべての企業に開かれています。これから電子書籍の発売に取り組む出版社や電子書籍ビジネスの参入を検討する人を対象に、制作・流通の基礎知識や実務、さらに留意点等について解説します。

国立大学図書館協会シンポジウム「大学図書館はどこへ向かう? : 変えるべきこと、継承していくこと」〈国立大学図書館協会(オンライン)/9月28日〉

情報知識学オンラインセミナー「『ジャパンサーチ』を支える情報技術」〈情報知識学会(オンライン)/10月12日〉

 情報知識学オンラインセミナー 「情報と知識」についてさまざまな側面から考え、研究し、議論していく場である情報知識学会で、現在のコロナ禍の中で、地域や距離を超えて、多くの学会員、特に学生会員や若手?..

第3回 国際マンガ・アニメ祭 Reiwa Toshima(IMART 2022)〈アイマート実行委員会(オンライン)/10月21日~23日〉

◆マンガ・アニメーションのボーダレス・カンファレンス「IMART」「国際マンガ・アニメ祭Rwiwa Toshima (IMART)」は “マンガ・アニメーションの未来を... powered by Peatix : More than a ticket.

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