米NPO団体Open Laptop Per Child、教育向け“100ドル”タブレット「OLPC XO 3.0」を初披露

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【編集部記事】現地報道によると、教育向け低価格ノートPCの普及活動を行なっているNPO団体Open Laptop Per Child(本部:米国マサチューセッツ州、以後:OLPC)は現地時間の1月9日、次期“100ドル”タブレット機「OLPC XO 3.0」を米CES展示会場内で初披露した。

 OLPCは、MITのネグロポンテ博士の発案で2005年に発足したNPO団体で、貧しい国々の子供たちのために設計された低価格ノートPCの普及活動・製造を行なっている。今回初披露されたXO 3.0は、もともと2009年に開発構想が発表されたもので、現行モデル「XO 1.75」のようなノートPC型ではなく、タブレット型デザインを採用。

 貧困地域の電力事情を考え、画面保護カバーの裏にソーラーパネルを設置しており、さらにハンドル式充電機器オプションなどを用意しているのが特徴。対象国の政府予算や寄付活動等を原資に、1台100ドル以内での製造を目標にしているとのこと。【hon.jp】

問合せ先:英The Registerの記事( http://www.theregister.co.uk/2012/01/09/olpc_tablet_ces/ )

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