米オバマ大統領、一般教書演説の中で「電子教科書」の必要性についても示唆

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【編集部記事】米国オバマ大統領は現地時間の1月25日、米国議会壇上で毎年恒例の一般教書演説を行なった。今年の演説のメインテーマは「産業競争力の回復」で、IT関連では「高速インターネット」「電子教科書」などのキーワードが盛り込まれた。

 演説内容によると、米国は他の先進国と比べインフラ整備が遅れており、今後5年間かけて高速インターネットのカバー領域を全米人口の98%にまで拡げたいとし、それによってたとえば教育現場では電子教科書の普及などいった効用が期待できるとの事。また、同じ文脈で「消防士が、消化作業中のビルの中で設計図を小型端末に直接ダウンロードできるように」など、スマートフォンや電子書籍を連想させるような話も盛り込んだ。

 一般教書演説は本来は議員たちに向けて行なわれる演説だが、その様子は毎年全米テレビでも生中継されており、実質的には全米に向けた年頭演説として定着している。【hon.jp】n

問合せ先:米オバマ大統領の一般教書演説原稿( http://www.npr.org/2011/01/26/133224933/transcript-obamas-state-of-union-address

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