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伝統的な取次&書店流通の商業出版から、インターネットを活用したデジタルパブリッシングまで、広い意味での出版関連ニュースをデイリーでまとめて配信。ボットではありません。編集部の中の人がすべて自分の目で読んで、手作業でまとめています。
【目次】
社会
コミケ近づいても未完成…言い訳並べて逃げていた 長野県の記者が漫画作りを通して気付いたこと〈信濃毎日新聞デジタル(2024年8月10日)〉
文庫版『百年の孤独』、初読者つかむ 既刊の中短編も再び注目〈日本経済新聞(2024年8月10日)〉
NovelJam 2024 開催のお知らせ〈NovelJam – NPO法人HON.jp(2024年8月10日)〉
ひとことコメント
ひさびさに、やりますよ!(鷹野)
読みたい本はどこにある? 長野県内の図書館と書店を一括検索可能に 県立図書館がシステム導入〈信濃毎日新聞デジタル(2024年8月9日)〉
経済
産経新聞 富山県での発行休止 サンスポ、夕刊フジも〈The Bunka News デジタル(2024年8月10日)〉
ひとことコメント
毎日新聞に続き、産経新聞も富山県での発行を休止するとのこと。ちなみに富山県は北日本新聞が約60%のシェアを握っているんですって(鷹野)
「週末のみ営業」「叔父のバーで」……消える書店対策の試金石「まずは開業のハードル下げる」〈読売新聞(2024年8月10日)〉
とらのあな、通信販売でのVisa/Mastercard決済を停止に 13日以降は利用できず コミケ前に突如発表〈ITmedia NEWS(2024年8月9日)〉
技術
iPhoneのブラウザー、魔法みたいに広告が消せるように〈ASCII.jp(2024年8月9日)〉
ひとことコメント
これ、WWDCの直前くらいに騒ぎになっていた「Web Eraser」ですね。日経クロストレンドで6月に「幻となったSafariの広告ブロック機能」と報道されていたのですが、結局、少し仕様を変えて実装することになるようです(まだパブリックベータ)。調べてみたら名称も「Distraction Control(注意散漫制御)」に変わるみたい。しかしこれ、記事内のスクリーンショットに表示されている“Hide Distracting Item(気が散るものを隠す)”のポップアップの注意書きに“Hiding distracting items will not permanently remove ads and other content that update frequently.(邪魔なアイテムを非表示にしても、頻繁に更新される広告やその他のコンテンツが永久に削除されるわけではありません。)”とあります。つまり、隠せるのは一時的で、再訪したらまた表示されるっぽい。うーん……あ、スクロール追従型の広告には意味があるかも?(鷹野)
イベント
三省堂書店めくる塾「けんごさんと語ろう 読書の楽しみの伝え方 〜小説の面白さについて・最近おすすめの小説も紹介します。」〈オンライン/8月20日〉
三省堂書店めくる塾「三宅玲子さん&書店主『本屋のない人生なんて−本屋さんトークセッション』」〈オンライン/8月23日〉
国立国会図書館・内閣府知的財産戦略推進事務局「デジタルアーカイブフェス」〈オンライン/8月26日〉
シンポジウム「デジタルシフトの次へ―米国議会図書館の新戦略から見えてくるもの―」〈国立国会図書館 東京本館 新館 講堂/9月24日〉
お知らせ
◆ 今年もやります! デジタル・パブリッシングの可能性と課題について議論するオープンカンファレンス「HON-CF(ホンカンファ)2024」は9月6日(金)~8日(日)の開催です。詳細はこちらのURLから近日公開予定。Coming soon!