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【編集部記事】全世界のLinuxユーザーや電子工作マニアの間で話題となっている英国製の“3,000円Linux PC”「raspberry pi」だが、それで本格的なデジタルサイネージ端末を自作したUniversidade de Aveiro大学(本部:ポルトガル・アヴェイロ県)のWebポータル研究チームが、そのソースコード「SAPO Digital Signage Client」を公開した。
デジタルサイネージは、歩行者から見ると単純な巨大PCディスプレイ画面にしか見えないが、実際に何十台を運営する側では、デザイン言語の統一・クラッシュ時の再起動・コンテンツ変更スケジュール管理など複雑な作業を強いられることになる。
raspberry piはそもそもLinux機なので、SAPO Digital SignageではX11やPython、Webkit、JSONなどを駆使して商業レベルのServer側/Client側を構築。今回公開されたのはClient側だが、Server側も近日公開するとのこと。【hon.jp】
問合せ先:「SAPO Digital Signage Client」のGitHubページ( https://github.com/sapo/digital-signage-client )