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【編集部記事】米国のワイヤレス通信機器ベンチャーであるRadius Networks社(本社:米国ワシントンD.C.)が、AppleのiOS7リリースで小売業界から注目されているBluetooth通信機能「iBeacon」のビーコン機を、3,000円Linux PC「raspberry pi」とBluetoothアダプタで制作する方法を紹介している。
iBeaconは新Bluetooth規格であるBLC(Bluetooth Low Energy、もしくはBluetooth 4.0)を活用したiPhone機能で、店舗付近50メートル以内に来たiPhoneを自動感知・通信接続・追跡するためのもの。BLCビーコン(ハブ)システム側の設計次第で、レジ決済処理や軽量なファイル転送もできるため、実質NFCよりも有望視されている。
市販のBLCビーコンとしては米国ではEstimote社(本社:米国カリフォルニア州)などのベンチャー企業から今後続々と発売される予定となっているが、すぐにでも開発を始めたいデベロッパーはraspberry piで実験ビーコンを制作するという手もアリだろう。【hon.jp】
問合せ先:Radius Networksのブログ記事( http://developer.radiusnetworks.com/2013/10/09/how-to-make-an-ibeacon-out-of-a-raspberry-pi.html )