日刊出版ニュースまとめ 2023.02.16

日刊出版ニュースまとめ

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 伝統的な取次&書店流通の商業出版から、インターネットを活用したデジタルパブリッシングまで、広い意味での出版に関連するニュースをデイリーでまとめています。

【目次】

国内

辻正浩氏が語る、SEOに携わる者の責務と未来〈Marketeer(2023年2月15日)〉

オーディオブック、経済回復で「ながら聴き」にお得感〈日本経済新聞(2023年2月15日)〉

ビジネス書や小説を声優らが朗読した音声を聴いて楽しめるサービス「オーディオブック」の人気が高まっている。動画配信などとともに伸びるなか、オーディオブックは家事などほかの作業と並行して楽しめる点も最近の支持の理由のひとつだ。月1000円台での「ながら聴き」というお得感は、新型コロナウイルス禍からの経済回復下の生活にも合致しているとの指摘もある。「電車の通勤時間のほか、家で掃除や皿洗いなどをしなが

Amazon、Kindleなども値上げ〈ケータイ Watch(2023年2月15日)〉

 Amazon.co.jpで、電子書籍リーダー「Kindle」シリーズが値上げされている。編集部で確認したところ、「Kindle」「Kindle Paperwhite」について、登場時の価格よりいずれも上昇している。

再録:2015年の講演「人工知能と著作権2.0」(追補あり・2023年) 福井健策|コラム〈骨董通り法律事務所 For the Arts(2023年2月15日)〉

昨年(2022年)から、人工知能(AI)と著作権の議論が再び熱いですね。特に画像やテキストなどを生成する生成系AI(generative AI)と言われるタイプ

[最終回]AI技術が大きく進化する今、ウェブマーケターとクリエイターが磨くべきスキルとは〈CreatorZine(2023年2月15日)〉

 2022年8月以降、テキストを入力するとそれに沿った高いクオリティの画像を⽣成するAI「Midjourney」や「Stable Diffusion」が、また、同年11月末頃からは文章生成AI「ChatGPT」が話題となっています。本連載では、こういったAIをはじめとしたテクノロジーの進化が今後のウェブマーケティングや広告クリエイティブにおよぼす影響や、その変化に対応していく方法などについて、ガラパゴスの代表取締役 中平健太さんが解説します。

書店・図書館が街を育てる 福井県敦賀市に公設民営「ちえなみき」(地域の風)〈日本経済新聞(2023年2月15日)〉

迷路のような書棚に分け入ると、そこは好奇心をかき立てる本の森だ。2024年春に北陸新幹線が延伸するJR敦賀駅(福井県敦賀市)前の公設民営書店「ちえなみき」。22年9月に開業し、来場者数は年間で見込んでいた10万人を3カ月で上回った。駅周辺の土地区画整理事業の一環で、市は「次世代への投資、知への投資になる知育・啓発施設」として書店の立地を決定。指定管理者に丸善雄松堂と、目利きの編集者である松岡正

コロナ禍と教育のICT化と電子出版と:雑感〈版元ドットコム(2023年2月15日)〉

(令和5年2月15日)有識者と公正取引委員会との懇談会で出された主な意見について〈公正取引委員会(2023年2月15日)〉

紀伊國屋書店が「バーチャル新宿本店」をオープン!電子書籍サービスのイメージキャラクター「キノピン」も登場〈株式会社Xのプレスリリース(2023年2月15日)〉

朝日新聞デジタルに新たなオピニオンサイトが今春オープン〈株式会社朝日新聞社のプレスリリース(2023年2月15日)〉

株式会社朝日新聞社のプレスリリース(2023年2月15日 14時00分)朝日新聞デジタルに新たなオピニオンサイトが今春オープン

「論座」の終了と新たなオピニオンサイトの開始について – 論座編集部〈論座 – 朝日新聞社の言論サイト(2023年2月15日)〉

日頃より論座をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。論座は、2010年6月に単独の有料サイト「WEBRONZA(ウェブロンザ)」として開設し、多様な言論の広場として2万本を超える論考を発信してまい

筆者の皆さまへお知らせ – 論座編集部〈論座 – 朝日新聞社の言論サイト(2023年2月15日)〉

これまで格別のご高配を賜り、ご寄稿いただきましたことに、厚く御礼申し上げます。ご寄稿いただいました原稿の著作権についてお知らせいたします。著作権は筆者のみなさまに帰属します。これまでは、オリジナル記事

出版物はどんな自由に作ってもいいんだ(よくない)—コレクター泣かせな地獄からの使者・オハヨー出版のデタラメ単行本たち(志村裕次・原麻紀夫+鳴島生『雀鬼地獄の対決!』他)〈マンバ(2023年2月14日)〉

「インボイスはデスゲーム」、税の押し付け合いが始まる 反対署名18万、 “身バレ”問題も未解決〈ITmedia NEWS(2023年2月14日)〉

「インボイスはデスゲーム」――STOP!インボイス代表で、フリーの編集者、ライターの小泉なつみさんは、記者会見でこう指摘した。そのココロは……。

新たな物価高の引き金? 私たちの生活にも影響を及ぼすインボイスってなに?〈Yahoo!ニュース(2023年2月14日)〉

2月16日から、2022 年度分の確定申告期間が始まる。来年度の確定申告に大きな影響を与えるとして話題になっているのが、今年の10月からスタートするインボイス制度だ。

300以上のサークルが集結!2月23日よりメタバース上で開催する最大級の同人誌即売会『ComicVket 3』最新情報を公開!〈株式会社HIKKYのプレスリリース(2023年2月14日)〉

株式会社HIKKYのプレスリリース(2023年2月14日 11時38分)300以上のサークルが集結!2月23日よりメタバース上で開催する最大級の同人誌即売会『ComicVket 3』最新情報を公開!

世界

Google、Androidでのユーザー識別子の広告利用を排除へ〈PC Watch(2023年2月15日)〉

 Googleは、スマートフォン向けデジタル広告におけるユーザーのプライバシー保護に向けた機能「Privacy Sandbox」のベータ版を提供開始した。Android 13搭載デバイスのごく一部より順次展開を開始しており、対象となったデバイスではその旨を伝える通知が表示される。

Google、「プライバシー サンドボックス」ベータ版をAndroidへ展開開始〈窓の杜(2023年2月15日)〉

 米Googleは2月14日(現地時間)、Android向け「プライバシー サンドボックス」をベータ版としてリリースした。「Android 13」搭載端末のごく一部から順次展開されるという。

Amazon may have a ChatGPT rival soon〈Good e-Reader(2023年2月15日)〉

Andy Jassy, the CEO of Amazon, expressed his enthusiasm for the potential of generative AI, stating that the opportunities it presents are 'exciting'. In an interview given to the Financial Times, Jassy also mentioned that many major tech companies have been utilizing these large, generative AI models 'for quite some time'. 'I think it's exciting, what's possi...

「Windows 10」の「IE」、完全に無効化〈CNET Japan(2023年2月15日)〉

マイクロソフトは2月14日、サポート終了済みの旧式ブラウザー「Internet Explorer(IE)」を完全に無効化した。

ソーシャル担当に代わってツイート生成を任せられた ChatGPT :「コピーライターになるのはまだ早いが、何をできるかは知りたい」〈DIGIDAY[日本版](2023年2月15日)〉

マーケティングエージェンシーのジャイアントスプーン(Giant Spoon)では、人間のソーシャルメディア戦略担当者やクリエイターの代わりに、「ChatGPT」が2023年のスーパーボウルのツイートを担うことになった。同社の認知度向上と同時に、ChatGPTが広告業界で何ができるかのテストも兼ねているようだ。

AI搭載「Bing」も誤った情報を表示か〈CNET Japan(2023年2月15日)〉

「Bing」のAIで強化された検索結果をよく見ると、このウェブサイトが、使用している「ChatGPT」の技術基盤と、競合するGoogleの「Bard」で明らかになっているものと同じ種類の間違いを起こす場合があることが分かる。

CNET炎上で物議、チャットGPTはジャーナリストの仕事を奪うか?〈MIT Tech Review(2023年2月15日)〉

オープンAIが開発したAI言語モデル「チャットGPT」をジャーナリストの仕事に活用しようという動きがある。AI言語モデルは、ジャーナリストから仕事を奪ってしまうのだろうか。

魔法のiらんどからアジアへ!台湾角川の小説連載プラットフォーム「KadoKado 角角者」にて翻訳版小説の配信をスタート〈株式会社KADOKAWAのプレスリリース(2023年2月14日)〉

株式会社KADOKAWAのプレスリリース(2023年2月14日 13時00分)魔法のiらんどからアジアへ!台湾角川の小説連載プラットフォームにて翻訳版小説の配信をスタート

イベント

SPARC Japan セミナー2022「電子ジャーナルの転換契約とAPC問題で変わるオープンアクセスの現状と課題」〈SPARC Japan(オンライン)/2月17日〉

SPARC Japanは,我が国の学協会等が発行する英文学術論文誌の電子ジャーナルを支援することを通じ,学術コミュニケーションの変革を目指します。

友利昴×沢辺均「その著作権、エセじゃないですか?」〈版元ドットコム(オンライン)/2月18日〉

海外マンガ交流部会 第15回公開研究会「『ビランジ』と日本のマンガ研究」「ベルギーBDとはなにか」「イスラエルのマンガ事情」〈日本マンガ学会(オンライン)/2月18日〉

ジャパンサーチAPIハッカソン「ミュージアム、図書館、地域で使えるサービスを作ろう!」〈ジャパンサーチ(オンライン)/2月19日〉

本の校閲オンライン講座「デジタル時代に生きる校正のこころ」講師:大西寿男〈毎日文化センター(オンライン)/2月21日〉

毎日文化センターオンライン講座 NHK【プロフェッショナル~仕事の流儀】出演!校正者 大西寿男さんが語る「校正のこころ」

&DC3「『DC3』で実現する、Web3時代のデジタルコンテンツ流通 ーデジタルコンテンツを唯一無二の “モノ“ に」〈日本電子出版協会(オンライン)/2月22日〉

商人としての編集者セミナー「ノンフィクション書籍企画の発想と設計」〈KADOKAWA(オンライン)/2月22日〉

株式会社KADOKAWA(本社: 東京都千代田区、 代表取締役社長:夏野剛)は、2023年2月22日(水・祝前日)に「商人としての編集者」と題した現役編集者2名がノンフィクション系書籍の企画発想方法について語るオンラインセミナーを開催します...

報告:阪本博志(帝京大学)「大宅壮一が遺したもの」〈日本出版学会 雑誌研究部会(オンライン)/2月24日〉

「大宅壮一が遺したもの」  報 告:阪本博志(帝京大学)   日 時:2023年2月24日(金) 19時00分~20時30分(予定) 場 所:オンライン開催(Zoom) 参加費:無料 定 員:100名 申込先:https://forms.g

令和4年度第25回日本学校図書館学会 学校図書館フォーラム「デジタル教材と書籍の未来 ―情報センターとしての学校図書館の在り方」〈日本学校図書館学会(オンライン)/2月25日〉

「クリエイター必見!海賊版ってなんだ?被害者だけでなく加害者になることだってあるってホント? 」〈ニコニコ生放送(オンライン)/2月26日〉

番組内容クリエイターの方であれば、自分の描いたイラストが、知らない人に勝手に使われたい...

国立国会図書館デジタルコレクションのリニューアル〈日本電子出版協会(オンライン)/2月28日〉

電流協オープンセミナー「電子出版での海外展開の具体的な可能性 ~有望な海外市場とデジタルコミック流通の実際~」〈電子出版制作・流通協議会(オンライン)/3月2日〉

海外電子出版流通の現状とその可能性について、現在既に海外展開をされている出版社や海外流通に取り組まれている流通事業者に具体例を含めて語っていただきます。

報告:石田あゆう(会員・桃山学院大学社会学部教授)「雑誌出版とジェンダー:『婦人文藝』主宰者としての神近市子を中心に」〈日本出版学会 関西部会(オンライン)/3月4日〉

「雑誌出版とジェンダー  :『婦人文藝』主宰者としての神近市子を中心に」  報 告:石田あゆう(会員・桃山学院大学社会学部教授)   日 時:2023年3月4日(土)14時30分~16時00分(開場:14時15分) 場 所:オンライン開催(

10代のマンガと読書フォーラム 座談会「ヒットマンガの裏側と読書」〈JPIC 一般財団法人 出版文化産業振興財団/3月4日〉

集英社少年ジャンプ+編集部林士平さん、講談社週刊少年マガジン原一仁さん、進行のサンキュータツオさんに...

海外マンガ交流部会 特別講演会「フランス語圏コミックス研究」〈日本マンガ学会・専修大学現代文化研究会共催/3月5日〉

海外マンガ交流部会 特別講演会「フランス語圏コミックス研究」 - 日本マンガ学会

読書のバリアフリーを進める 「アクセシブルライブラリの開発経緯および現状と課題」「出版・図書館における「読書バリアフリー法」対応の現状と課題(その2)」「ABSCの設立に向けて」〈日本出版学会 出版アクセシビリティ研究部会(オンライン)/3月8日〉

本屋サミット2023 in 大阪府立中之島図書館〈大阪府立中之島図書館/3月11日〉

近年、活字離れが叫ばれて久しい中、それでも私たちは毎日の生活の中で「本」を手放せないでいます。電子書籍やネット通販は便利で魅力的ではありますが、やはり実店舗で手に取って本を選びたい。そんな方も多いのではないでしょうか。私たちと「本」をつないでくれている本屋さん。その現状と未来について考えるため、モデレーターに梅田 蔦屋書店の北田博充氏をお迎えし、本屋の“リアル”をトークセッション形式で掘り下げてい...

第190回月例会「公益財団法人 大宅壮一文庫:雑誌図書館としての活動と雑誌記事索引の作成から検索まで」〈三田図書館・情報学会(オンライン)/3月11日〉

令和4年度 ビジネス講座「本屋サミット2023 in 中之島図書館」〈大阪府立中之島図書館/3月11日〉

「デジタルアーカイブ憲章 みんなで創る総括シンポジウム」〈デジタルアーカイブ学会(御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター)/3月14日〉

「デジタルアーカイブ憲章 みんなで創る総括シンポジウム」 ■主催 デジタルアーカイブ学会 ■開催日時 2023 年 3 月 14 日 (火) 19 :00~21:00 ■場所 御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター ル … 続きを読む

第18回レファレンス協同データベース事業フォーラム「レファ協で出会う専門図書館―そのディープな魅力に迫る―」〈国立国会図書館(オンライン)/3月22日〉

2023年4月月例研究会「これからの学術情報システムのメタデータ収集・作成方針 : 「流通」を前提としたメタデータの整備に向けて」〈日本図書館研究会情報組織化研究グループ(オンライン)/4月15日〉

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HONꓸjpの新刊が出ました。

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出版ニュースまとめ&コラム2016[増補改訂版]デジタル化の荒波を乗り越える道しるべに。編集長・鷹野凌が毎週配信しているニュースまとめ&コラムの2016年分を1冊にまとめました。2023年1月20日、紙版と電子版を同時発売。直営ショップで購入Buy or check out where you usually useいつもの場所で購入または借りる 紙版HON.jp BooksBCCKSAmazon書店向けBookSeller電子版BCCKS楽天KoboGooglePlayブックスコミックシ...

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