日刊出版ニュースまとめ 2023.02.15

日刊出版ニュースまとめ

《この記事は約 14 分で読めます》

 伝統的な取次&書店流通の商業出版から、インターネットを活用したデジタルパブリッシングまで、広い意味での出版に関連するニュースをデイリーでまとめています。

【目次】

国内

本屋ないと本当に困る? 名物書店員・福嶋聡さん「売れない本こそ」〈朝日新聞デジタル(2023年2月14日)〉

 大型書店が相次いで閉店しています。ジュンク堂書店難波店で2022年まで12年間店長を務め、反ヘイト本フェアでも知られた名物書店員の福嶋聡(あきら)さんは、現状をどう見ているのでしょうか。■ジュンク堂…

新人作家は文芸誌元編集長 退職後の生き方に光〈日本経済新聞(2023年2月14日)〉

有名文芸誌の元編集長の小説家デビューが相次ぐ。ミステリーに歴史小説とジャンルはそれぞれだが、編集者らしい視点が光る。「退職後をどう生きるか」というテーマも浮かんでくる。「小説はコントロールするのではなく、書こうとする運動の中で表現が生まれるとわかった」「生涯小説を書かない人だと思っていたから驚いた」。2022年11月、八重洲ブックセンター本店(東京・中央)で、新人作家2人によるトークイベントが

最大4000円アップ! Amazonのタブレット端末「Fire」が一斉に値上げされたことが明らかに【やじうまWatch】║INTERNET Watch〈(2023年2月14日)〉

川崎市、電子図書館をスタート 3月21日から〈日本経済新聞(2023年2月14日)〉

川崎市立図書館は3月21日から電子図書館サービスを始める。パソコンやスマートフォン、タブレット端末を使い、来館しなくても、いつでも電子図書の貸し出し、返却、予約が可能になる。「川崎市立図書館貸出カード」を持つ市内に在住、在勤、在学する人が対象で、24時間365日対応する。「かわさき電子図書館」のサイトにアクセスすれば、無料で一般用約4千点、

E Ink電子ペーパーの「BOOX Tab Ultra」と液晶の「iPad」、本好きにおススメはどっち? – 山口真弘のおすすめ読書タブレット比較〈窓の杜(2023年2月14日)〉

 近年、E Ink電子ペーパーを採用した読書端末がじわじわと増えつつある。液晶と違って目に優しく、長時間の読書でも疲れにくいとあって、支持を集めるのは当然といったところ。かつてはページめくりのレスポンスがいまいちだったが、最近のモデルは大幅な高速化を果たしており、実用性も高まりつつある。

電子図書館の導入自治体、前年の約70%増に〈新文化(2023年2月14日)〉

でんでんコンバーター 10周年特設ページ!〈でんでんコンバーター(2023年2月14日)〉

2011年末に縦書きやルビに対応した電子書籍の標準規格 EPUB3.0 が完成したものの、それを作るための実用的なソフトウェアはどこにも存在しませんでした。日本ではまったく知られていないフォーマットであり、海外のソフトは日本語の本固有の表現に対応していませんでした。

「月刊少年マガジン」ブランドの新WEB媒体「月マガ基地」始まります!〈株式会社講談社のプレスリリース(2023年2月14日)〉

株式会社講談社のプレスリリース(2023年2月14日 12時00分)ブランドの新WEB媒体始まります!

はてな開発のマンガビューワ、講談社での採用5例目は月刊少年マガジン編集部が運営する「月マガ基地」║株式会社はてなのプレスリリース〈(2023年2月14日)〉

株式会社はてなのプレスリリース(2023年2月14日 15時30分)はてな開発のマンガビューワ、講談社での採用5例目は月刊少年マガジン編集部が運営する

書きたい気持ちを折らない工夫とは?技術書の作り方を”技術書典”の生みの親mhidaka氏に聞いてみた〈アンドエンジニア(2023年2月13日)〉

「エンジニアのこと、エンジニアから。」エンジニア向けの情報をエンジニアの視点から届ける、エンジニアのエンジニアによるエンジニアのためのWebメディアです。

noteの株価急騰、背景に「ChatGPT効果」。記事作成AIの新サービスに注目集まる〈Business Insider Japan(2023年2月13日)〉

アメリカでは「ChatGPT」に関連して株価が乱高下しています。日本にも同様の動きが出てきました。ChatGPTを活用した新サービスを発表したnote社の株価が急上昇しています。

無料公開された“契約ガイドブック”が話題に 芸術分野のフリーランス必読の内容に「素晴らしい」「勉強になる」〈ねとらぼ(2023年2月13日)〉

芸術家等実務研修会の実施〈文化庁〉

BL偏りの指摘も 都「不健全図書」名称変更で議論…指定された漫画家「大人には不健全じゃない」〈MX news FLAG|TOKYO MX(2023年2月13日)〉

東京の最新ニュースをいち早くお届けします

【書店員の目 図書館員の目 62】 西武百貨店よどこへ行く(菊池壮一)〈文化通信デジタル(2023年2月13日)〉

   いよいよ西武百貨店が外資に売却されるらしい…。    私は1977年に西武百貨店に入社。池袋本店の書籍部(後のリブロ)に配属されて、その後リブロに転籍となり、ずっと書店業務に…続き

世界

AIの著作権問題が複雑化〈ASCII.jp(2023年2月14日)〉

画像生成AIの著作権問題が複雑化している。Stable Diffusionでは何者かによってリークされたNovel AIのデータ由来と見られる派生モデルが人気になっている。モデル同士を混ぜあわせる機能もあり、同定は難しい。

AI搭載の新「Bing」を使って実感–大勢が「ググる」から「ビグる」に乗り換える可能性〈CNET Japan(2023年2月14日)〉

マイクロソフトの進化した検索サービス「Bing」を試してみた。マイクロソフトの進化した検索サービス「Bing」を試してみた。昨年末から、OpenAIが提供する「ChatGPT」が話題だ。一方のBingはCharGPTをベースにマイクロソフトが持つ技術と融合することで、使いやすい「検索サービス」に生まれ変わっている。

Twitter APIの有償化は再延期、2月13日の予定をさらに数日遅らせる〈窓の杜(2023年2月14日)〉

 米Twitterは2月13日(現地時間)、新しい「Twitter API」プラットフォームのローンチを再延期すると発表した。

Twitterを代替するSNSに未来はあるのか?(前編)新SNS「Nostr」にみる新しさと懐かしさ〈テクノエッジ TechnoEdge(2023年2月14日)〉

Twitterの元CEOであるジャック・ドーシー氏が推進し、Twitterの代替として最近注目を浴びているNostrについて、堀正岳さんに解説してもらいました。

「誰が、どのように、なぜ」そのコンテンツを作ったのか?をあなたは明確に説明できるか?〈海外SEO情報ブログ(2023年2月14日)〉

「有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成」についての指針を示すドキュメントに “Who, How, and Why“(誰が、どのように、なぜ)に関するガイダンスを Google は追加した。

「広告モデルから読者収入モデルへと軸足を移しつつある」デジタルメディアの未来は明るいか? FIPPの最新報告書〈Media Innovation(2023年2月14日)〉

【出版時評】書店に朗報か? 米大手書店の好転〈文化通信デジタル(2023年2月14日)〉

 本紙前号で米国の大手チェーン書店バーンズ&ノーブル(B&N)が昨年から出店を増やしているという堀鉄彦氏のレポートを掲載した。長年苦境が伝えられた世界最大書店がなぜ拡大路線に転じたのか、興味深い報告だ…続き

Z-Library is back from the dead and now offers unique URL downloads〈Good e-Reader(2023年2月13日)〉

Z-Library is back with a new website domain and registered users are now redirected to unique domain names to download books. The pirate ebook site is hoping that this new system will allow them to operate normally again, since there are now thousands of domains, which should be immune to shutdown by authorities. A Z-Library blog post from Saturday announced the “great news” and prompted users ...

ChatGPT 生成系AIで何ができる?危険性は?〈NHK(2023年2月11日)〉

話題の生成系AI「ChatGPT」。人間らしい対話だけでなく、小説やプログラムのコードも簡単に出力できてしまう。人間の創作活動などに大きく寄与すると考えられているが、同時にリスクも懸念されて

イベント

SPARC Japan セミナー2022「電子ジャーナルの転換契約とAPC問題で変わるオープンアクセスの現状と課題」〈SPARC Japan(オンライン)/2月17日〉

SPARC Japanは,我が国の学協会等が発行する英文学術論文誌の電子ジャーナルを支援することを通じ,学術コミュニケーションの変革を目指します。

友利昴×沢辺均「その著作権、エセじゃないですか?」〈版元ドットコム(オンライン)/2月18日〉

海外マンガ交流部会 第15回公開研究会「『ビランジ』と日本のマンガ研究」「ベルギーBDとはなにか」「イスラエルのマンガ事情」〈日本マンガ学会(オンライン)/2月18日〉

ジャパンサーチAPIハッカソン「ミュージアム、図書館、地域で使えるサービスを作ろう!」〈ジャパンサーチ(オンライン)/2月19日〉

本の校閲オンライン講座「デジタル時代に生きる校正のこころ」講師:大西寿男〈毎日文化センター(オンライン)/2月21日〉

毎日文化センターオンライン講座 NHK【プロフェッショナル~仕事の流儀】出演!校正者 大西寿男さんが語る「校正のこころ」

&DC3「『DC3』で実現する、Web3時代のデジタルコンテンツ流通 ーデジタルコンテンツを唯一無二の “モノ“ に」〈日本電子出版協会(オンライン)/2月22日〉

商人としての編集者セミナー「ノンフィクション書籍企画の発想と設計」〈KADOKAWA(オンライン)/2月22日〉

株式会社KADOKAWA(本社: 東京都千代田区、 代表取締役社長:夏野剛)は、2023年2月22日(水・祝前日)に「商人としての編集者」と題した現役編集者2名がノンフィクション系書籍の企画発想方法について語るオンラインセミナーを開催します...

報告:阪本博志(帝京大学)「大宅壮一が遺したもの」〈日本出版学会 雑誌研究部会(オンライン)/2月24日〉

「大宅壮一が遺したもの」  報 告:阪本博志(帝京大学)   日 時:2023年2月24日(金) 19時00分~20時30分(予定) 場 所:オンライン開催(Zoom) 参加費:無料 定 員:100名 申込先:https://forms.g

令和4年度第25回日本学校図書館学会 学校図書館フォーラム「デジタル教材と書籍の未来 ―情報センターとしての学校図書館の在り方」〈日本学校図書館学会(オンライン)/2月25日〉

「クリエイター必見!海賊版ってなんだ?被害者だけでなく加害者になることだってあるってホント? 」〈ニコニコ生放送(オンライン)/2月26日〉

番組内容クリエイターの方であれば、自分の描いたイラストが、知らない人に勝手に使われたい...

国立国会図書館デジタルコレクションのリニューアル〈日本電子出版協会(オンライン)/2月28日〉

電流協オープンセミナー「電子出版での海外展開の具体的な可能性 ~有望な海外市場とデジタルコミック流通の実際~」〈電子出版制作・流通協議会(オンライン)/3月2日〉

海外電子出版流通の現状とその可能性について、現在既に海外展開をされている出版社や海外流通に取り組まれている流通事業者に具体例を含めて語っていただきます。

報告:石田あゆう(会員・桃山学院大学社会学部教授)「雑誌出版とジェンダー:『婦人文藝』主宰者としての神近市子を中心に」〈日本出版学会 関西部会(オンライン)/3月4日〉

「雑誌出版とジェンダー  :『婦人文藝』主宰者としての神近市子を中心に」  報 告:石田あゆう(会員・桃山学院大学社会学部教授)   日 時:2023年3月4日(土)14時30分~16時00分(開場:14時15分) 場 所:オンライン開催(

10代のマンガと読書フォーラム 座談会「ヒットマンガの裏側と読書」〈JPIC 一般財団法人 出版文化産業振興財団/3月4日〉

集英社少年ジャンプ+編集部林士平さん、講談社週刊少年マガジン原一仁さん、進行のサンキュータツオさんに...

海外マンガ交流部会 特別講演会「フランス語圏コミックス研究」〈日本マンガ学会・専修大学現代文化研究会共催/3月5日〉

海外マンガ交流部会 特別講演会「フランス語圏コミックス研究」 - 日本マンガ学会

読書のバリアフリーを進める 「アクセシブルライブラリの開発経緯および現状と課題」「出版・図書館における「読書バリアフリー法」対応の現状と課題(その2)」「ABSCの設立に向けて」〈日本出版学会 出版アクセシビリティ研究部会(オンライン)/3月8日〉

本屋サミット2023 in 大阪府立中之島図書館〈大阪府立中之島図書館/3月11日〉

近年、活字離れが叫ばれて久しい中、それでも私たちは毎日の生活の中で「本」を手放せないでいます。電子書籍やネット通販は便利で魅力的ではありますが、やはり実店舗で手に取って本を選びたい。そんな方も多いのではないでしょうか。私たちと「本」をつないでくれている本屋さん。その現状と未来について考えるため、モデレーターに梅田 蔦屋書店の北田博充氏をお迎えし、本屋の“リアル”をトークセッション形式で掘り下げてい...

第190回月例会「公益財団法人 大宅壮一文庫:雑誌図書館としての活動と雑誌記事索引の作成から検索まで」〈三田図書館・情報学会(オンライン)/3月11日〉

「デジタルアーカイブ憲章 みんなで創る総括シンポジウム」〈デジタルアーカイブ学会(御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター)/3月14日〉

「デジタルアーカイブ憲章 みんなで創る総括シンポジウム」 ■主催 デジタルアーカイブ学会 ■開催日時 2023 年 3 月 14 日 (火) 19 :00~21:00 ■場所 御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター ル … 続きを読む

第18回レファレンス協同データベース事業フォーラム「レファ協で出会う専門図書館―そのディープな魅力に迫る―」〈国立国会図書館(オンライン)/3月22日〉

2023年4月月例研究会「これからの学術情報システムのメタデータ収集・作成方針 : 「流通」を前提としたメタデータの整備に向けて」〈日本図書館研究会情報組織化研究グループ(オンライン)/4月15日〉

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出版ニュースまとめ&コラム2016

出版ニュースまとめ&コラム2016[増補改訂版]デジタル化の荒波を乗り越える道しるべに。編集長・鷹野凌が毎週配信しているニュースまとめ&コラムの2016年分を1冊にまとめました。2023年1月20日、紙版と電子版を同時発売。直営ショップで購入Buy or check out where you usually useいつもの場所で購入または借りる 紙版HON.jp BooksBCCKSAmazon書店向けBookSeller電子版HON.jp BooksBCCKS楽天KoboGooglePlayブック...

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