日刊出版ニュースまとめ 2023.02.04

日刊出版ニュースまとめ

《この記事は約 9 分で読めます》

 伝統的な取次&書店流通の商業出版から、インターネットを活用したデジタルパブリッシングまで、広い意味での出版に関連するニュースをデイリーでまとめています。今回から配信時間を少し早くしてみました。

【目次】

国内

図書約10万点を「国立国会図書館デジタルコレクション」に追加しました〈国立国会図書館―National Diet Library(2023年2月3日)〉

国立国会図書館が発信する新着情報の一覧です。プレスリリース、ニュース、刊行物、採用情報の新着情報の一覧があります。

出版業界ニュースまとめ#2023/02/03〈出版業界ニュースまとめ(2023年2月3日)〉

■今一番面白い漫画はこれ! 「全国書店員が選んだおすすめコミック2023」ランキング発表■五輪汚職事件 KADOKAWAが再発防止策 取締役の過半数を社外に■新小学1年生に本どうぞ 袋井市「サードブック事業」 ■2023年は日本の“リテールメディア元年”になる!? なぜ注目されているのかを徹底解説!

2023年は日本の“リテールメディア元年”になる!? なぜ注目されているのかを徹底解説!〈Web担当者Forum(2023年2月2日)〉

「リテールメディア」とは何か。なぜ注目を集めているのか? 国内外の事例とは? アタラ合同会社 CEO 杉原剛氏がわかりやすく解説する。

Minto、「SNS広告×人気漫画・アニメコラボパッケージ」を講談社と販売開始〈アニメ!アニメ!(2023年2月2日)〉

Mintoは、1月26日(木)より講談社と「SNS広告×人気漫画・アニメコラボパッケージ」の販売を開始したことを発表した。

「休刊」を強いられる『週刊朝日』とは何だったのか!〈週刊金曜日オンライン(2023年1月30日)〉

最近の『週刊朝日』。(撮影/本田雅和) 創刊百年を超える、日本で最も長い歴史を持つ週刊誌『週刊朝日』が5月末で事実...

世界

米巨大IT、全5社が減益 景気減速鮮明に、10~12月〈共同通信(2023年2月3日)〉

【ニューヨーク共同】米巨大IT5社の2022年10~12月期決算が2日、出そろった。世界的な景気減速...

米Amazon.comは増収減益、稼ぎ頭のAWSも営業減益に〈日経クロステック(2023年2月3日)〉

 米Amazon.com(アマゾン・ドット・コム)は米国時間2023年2月2日、2022年10~12月の決算を発表した。売上高は前年同期比8.6%増の1492億400万ドル(約19兆2000億円)だったものの、本業のもうけを示す営業利益は同20.9%減の27億3700万ドルにとどまった。

Appleの決算は減収減益 売上高減は2019年以来〈ITmedia NEWS(2023年2月3日)〉

Appleの2022年10〜12月期の決算は減収減益。減収は2019年以来だ。iPhoneもMacも2桁台の減少だった。

グーグル親会社Alphabet、広告事業が振るわず34%減益–第4四半期決算〈CNET Japan(2023年2月3日)〉

グーグルの親会社であるAlphabetは、第4四半期利益が3分の1以上減少したことを明らかにした。景気後退に対する懸念が続く中で、より広範な広告市場が縮小していることがその背景にある。

ChatGPTが鳴らした号砲、グーグルは自ら主力ビジネスを破壊できるか〈日経クロステック(2023年2月3日)〉

 ChatGPTはAI(人工知能)の世界を一変させてしまったようだ。つい3カ月前まで、AIがデタラメな文章を出力するのはタブーとされていた。しかしChatGPTの登場以降、人々はAIの過ちに突然寛容になり、チャットボットAIが一気に社会に受け入れられようとしている。

パブリッシャーの第1四半期広告売上、予測を下回る結果に:「広告主が財布のひもを緩めないまま3月になるのか」〈DIGIDAY[日本版](2023年2月3日)〉

2023年の第1四半期、パブリッシャーの広告事業は前途多難な出足となっている。経済の状況を考えれば、市場の逆風を想定した上で収益見通しを立てたメディア幹部たちにとっては特に驚くべきことでもないのかもしれない。だが、取材に応じたメディア幹部らは業績は2022年に比べほぼ下回るか横ばいだと述べている。

Twitterの「凍結まつり」に巻き込まれました……。この悲しみを胸に「異議申し立て」で徹底抗戦を – やじうまの杜〈窓の杜(2023年2月3日)〉

 2月3日の早朝から、Twitterのトレンド上位に「凍結まつり」や「永久凍結」、「春のBAN祭り」といったワードが表示されるようになりました。多くのTwitterユーザーを巻き込んだ騒動です。

「ChatGPT」で話題 MicrosoftとOpenAIの関係と目指すものを整理:Windowsフロントライン〈ITmedia PC USER(2023年2月2日)〉

Microsoftが、OpenAIへ3回目の投資が行われた。両者のつながりと、今後のMicrosoft製品への導入に関する話をまとめてみた。

絵が下手でもウェブトゥーン作家…韓国の制作・流通プラットフォーム 写真枚 国際ニュース〈AFPBB News(2023年2月2日)〉

イベント

文化審議会著作権分科会(第66回)〈文化庁(オンライン)/2月7日〉

第22期第3回文化審議会著作権分科会として、文化審議会著作権分科会(第66回)を下記のとおり開催いたしますので、お知らせします。

オンラインモール利用事業者向けオンラインセミナー「透明化法の運用状況と出店者が気をつけたい法律知識(商標権)について」〈経済産業省(オンライン)/2月10日〉

デジタルプラットフォームを利用する事業者の相談に応じ、解決に向けた支援を行うための相談窓口です。

ジャパンサーチAPIハッカソン「ミュージアム、図書館、地域で使えるサービスを作ろう!」〈ジャパンサーチ(オンライン)/2月11日・19日〉

SPARC Japan セミナー2022「電子ジャーナルの転換契約とAPC問題で変わるオープンアクセスの現状と課題」〈SPARC Japan(オンライン)/2月17日〉

SPARC Japanは,我が国の学協会等が発行する英文学術論文誌の電子ジャーナルを支援することを通じ,学術コミュニケーションの変革を目指します。

友利昴×沢辺均「その著作権、エセじゃないですか?」〈版元ドットコム(オンライン)/2月18日〉

海外マンガ交流部会 第15回公開研究会「『ビランジ』と日本のマンガ研究」「ベルギーBDとはなにか」「イスラエルのマンガ事情」〈日本マンガ学会(オンライン)/2月18日〉

本の校閲オンライン講座「デジタル時代に生きる校正のこころ」講師:大西寿男〈毎日文化センター(オンライン)/2月21日〉

毎日文化センターオンライン講座 NHK【プロフェッショナル~仕事の流儀】出演!校正者 大西寿男さんが語る「校正のこころ」

報告:阪本博志(帝京大学)「大宅壮一が遺したもの」〈日本出版学会 雑誌研究部会(オンライン)/2月24日〉

「大宅壮一が遺したもの」  報 告:阪本博志(帝京大学)   日 時:2023年2月24日(金) 19時00分~20時30分(予定) 場 所:オンライン開催(Zoom) 参加費:無料 定 員:100名 申込先:https://forms.g

国立国会図書館デジタルコレクションのリニューアル〈日本電子出版協会(オンライン)/2月28日〉

報告:石田あゆう(会員・桃山学院大学社会学部教授)「雑誌出版とジェンダー:『婦人文藝』主宰者としての神近市子を中心に」〈日本出版学会 関西部会(オンライン)/3月4日〉

「雑誌出版とジェンダー  :『婦人文藝』主宰者としての神近市子を中心に」  報 告:石田あゆう(会員・桃山学院大学社会学部教授)   日 時:2023年3月4日(土)14時30分~16時00分(開場:14時15分) 場 所:オンライン開催(

10代のマンガと読書フォーラム 座談会「ヒットマンガの裏側と読書」〈JPIC 一般財団法人 出版文化産業振興財団/3月4日〉

集英社少年ジャンプ+編集部林士平さん、講談社週刊少年マガジン原一仁さん、進行のサンキュータツオさんに...

海外マンガ交流部会 特別講演会「フランス語圏コミックス研究」〈日本マンガ学会・専修大学現代文化研究会共催/3月5日〉

海外マンガ交流部会 特別講演会「フランス語圏コミックス研究」 - 日本マンガ学会

読書のバリアフリーを進める 「アクセシブルライブラリの開発経緯および現状と課題」「出版・図書館における「読書バリアフリー法」対応の現状と課題(その2)」「ABSCの設立に向けて」〈日本出版学会 出版アクセシビリティ研究部会(オンライン)/3月8日〉

「読書のバリアフリーを進める」  2019年6月の「視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律」(読書バリアフリー法)の施行から約4年、2020年7月の国の「視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する基本的な計画」(読書バリアフリー基本

本屋サミット2023 in 大阪府立中之島図書館〈大阪府立中之島図書館/3月11日〉

近年、活字離れが叫ばれて久しい中、それでも私たちは毎日の生活の中で「本」を手放せないでいます。電子書籍やネット通販は便利で魅力的ではありますが、やはり実店舗で手に取って本を選びたい。そんな方も多いのではないでしょうか。私たちと「本」をつないでくれている本屋さん。その現状と未来について考えるため、モデレーターに梅田 蔦屋書店の北田博充氏をお迎えし、本屋の“リアル”をトークセッション形式で掘り下げてい...

第18回レファレンス協同データベース事業フォーラム「レファ協で出会う専門図書館―そのディープな魅力に迫る―」〈国立国会図書館(オンライン)/3月22日〉

2023年4月月例研究会「これからの学術情報システムのメタデータ収集・作成方針 : 「流通」を前提としたメタデータの整備に向けて」〈日本図書館研究会情報組織化研究グループ(オンライン)/4月15日〉

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