日刊出版ニュースまとめ 2023.01.06

日刊出版ニュースまとめ

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 伝統的な取次&書店流通の商業出版から、インターネットを活用したデジタルパブリッシングまで、広い意味での出版に関連するニュースをデイリーでまとめています。

【目次】

国内

「メディア企業における技術組織の立ち上げ」メディアのげんざい・大西隆幸 氏・・・2023年のメディア業界展望(8)〈Media Innovation(2023年1月5日)〉

「講談社以外のメディアも支援できるように」KODANSHAtech・長尾氏・・・2023年のメディア業界展望(6)〈Media Innovation(2023年1月5日)〉

【2023年新春インタビュー】PubteX・永井直彦代表取締役社長 丸紅グループと出版大手3社がタッグ〈文化通信デジタル(2023年1月5日)〉

「街の本屋さん」の救世主となるか? 書店を支援するための“RFID”    丸紅グループが大手出版社の講談社、小学館、集英社と設立した合弁会社の株式会社PubteXは、出版社に向けたAIによ…続き

【2023年新春インタビュー】読売新聞グループ本社・山口寿一社長 「唯一の全国紙」へ足場固め 活字振興、重層的に取り組む〈文化通信デジタル(2023年1月5日)〉※有料会員限定

 読売新聞グループ本社の山口寿一社長(東京本社社長)は新年を迎えるにあたり、専門紙各社の共同インタビューに応じた。2023年は「唯一の全国紙」となるための「足場固めの年にしたい」と述べ、新聞発行を支え…続き

【2023年新春インタビュー】朝日新聞社・中村史郎社長 デジタル時代の先頭に立ち 新しい新聞メディア企業像示す〈文化通信デジタル(2023年1月5日)〉※有料会員限定

 朝日新聞社の中村史郎社長は2023年を迎えるにあたり、新聞専門紙各社による共同インタビューに応じた。3カ年の中期経営計画が最終年度となる今年、一層の収益力向上を目指し、ビジネス部門で大がかりな組織改…続き

【2023年新春インタビュー】毎日新聞社・松木健社長 最大の使命は「報道機関として社会に貢献し続ける」会社にすること〈文化通信デジタル(2023年1月5日)〉※有料会員限定

 毎日新聞社の松木健社長が専門紙の共同インタビューに応じた。2022年4月に就任した松木社長は23年度から3カ年の中期経営計画(中計)を着実に実行し、「報道機関として社会に貢献し続ける」との決意を示し…続き

【2023年新春インタビュー】活字文化議員連盟会長 自由民主党 衆議院議員 上川陽子氏に聞く 文字・活字文化を次の世代につなげる使命がある〈文化通信デジタル(2023年1月5日)〉※有料会員限定

 新聞、出版業界とのつながりが深い活字文化議員連盟の新会長に上川陽子衆議院議員(自民党)が就任した。上川さんとは2008年、私が編集長を務める『味の手帖』の巻頭「牛尾治朗対談」の折に同席して以来、14…続き

文化庁、文化審議会著作権分科会(第65回)の資料を公開:図書館等公衆送信補償金の額の算出方法に係る政令案を含む〈カレントアウェアネス・ポータル(2023年1月5日)〉

2022年12月15日から19日にかけて持ち回り開催された文化審議会著作権分科会(第65回)(第22期第2回)の資料が、文化庁のウェブサイトで公開されています。令和4年諮問第122号「著作権等保護振興事業へ支出すべき図書館等公衆送信補償金の

今月の特集(2023年1月) – WARPで保存したサイトをバブルチャートで可視化!〈国立国会図書館インターネット資料収集保存事業(2023年1月5日)〉

アマゾンジャパン社長 ジャスパー・チャンさん〈日本経済新聞(2023年1月4日)〉

 アマゾンジャパン(東京・目黒)社長のジャスパー・チャンさん(58)は、米アマゾン上陸から約22年、日本法人を率いてきた。流通外資として書籍や食品などを扱うほか、映像配信にもサービスを拡大。従業員1万1000人以上の巨大企業に成長させた。創業者ジェフ・ベゾス氏の信条「デイ・ワン(毎日がはじまりの日)」を掲げ、ネットビジネスの未来をひらく。近江商人が大事にしてきた「三方よし」という教えがあります

2022年のメディア・編集者界隈に起こったこと〈桜川和樹|note(2023年1月3日)〉

こんにちはメディア大好き@sakucchiです。花粉の影響なのか朝からくしゃみが止まらない中、2022年のメディアや編集者界隈で起こったことを調べておりました。 調べきれてないこともあると思いますが、そこはご容赦ください。それではいってみましょう!(YouTuber風) 1月 「エスクァイア・ザ・ビッグ・ブラック・ブック」の総編集長に元「ヴォーグ ニッポン」の十河ひろ美氏が就任 『エスクァイア・ザ・ビッグ・ブラック・...

ウェブトゥーン制作の最前線 – 飯田一史・「盛る」のではなく引き算の発想で「間」を活かし、大胆に省略したウェブトゥーンを:イ・ヒョンソク氏(後編) by 編集者・コミチの作品〈コミチ(2023年1月2日)〉

編集者・コミチのコラム・原作:「盛る」のではなく引き算の発想で「間」を活かし、大胆に省略したウェブトゥーンを:イ・ヒョンソク氏(後編) 。コミチ公式アカウントです。コミチに関する情報はこのアカウントで発信していきます!。コミチは無料のWEBマンガが読み放題。

世界

電子書籍で失敗しAmazonに惨敗した老舗書店チェーンがリアル書店で売上を好転させた方法〈GIGAZINE(2023年1月5日)〉

Amazonの台頭により、かつて書店でしか手に入らなかった「本」は自宅にいながら購入できるようになりました。街中に店舗を構える書店が軒並み縮小していくなか、昔ながらの本屋であるバーンズ&ノーブルが再び成長を遂げています。バーンズ&ノーブルがどのような戦略を採ったのかについて、大衆文化ライターのテッド・ジョイア氏が明らかにしています。

英ウォーターストーンズの救世主は米バーンズ&ノーブルをも救えるか?〈HON.jp News Blog(2019年8月12日)〉※参考

 8月7日付で投資グループ、エリオット・アドバイザーズによる米最大手書店チェーン、バーンズ&ノーブルの買収が最終決定したことを受けて、ニューヨーク・タイムズがCEOに就任したジェームズ・ドーント氏を取材している。 主にイギリスで289店舗を展開するチェーン店、ウォーターストーンズを2011年から率い、2015年に黒字転向させたドーント氏だが、書棚の傾き1度の違いにもこだわりを見せる彼をして英ペンギン・ランダムハ...

アメリカの書籍出版産業2020:これまでの10年と、これからの10年について(4)~ 出版社のこれからの10年を握るカギはやっぱりアマゾン/書店の二極化:大手チェーンとインディペンデント書店〈HON.jp News Blog(2020年1月14日)〉※参考

 大原ケイ氏に、アメリカの書籍出版産業の過去10年と、これからの10年について解説いただきました。第4回は、「出版社のこれからの10年を握るカギはやっぱりアマゾン」と「書店の二極化:大手チェーンとインディペンデント書店」です。第1回はこちら。第2回はこちら。第3回はこちら。出版社のこれからの10年を握るカギはやっぱりアマゾン この5年、毎年微減してきた出版社の総売上げだが、また今後10年で上向きになっていくだ...

アマゾン、1万8000人超の人員削減を発表〈CNET Japan(2023年1月5日)〉

アマゾンは、2022年11月に発表した人員削減の一環として1万8000人以上を解雇する計画だという。

マイクロソフト、「ChatGPT」を活用した「Bing」でグーグルに対抗か〈CNET Japan(2023年1月5日)〉

OpenAIに対してマイクロソフトが2019年に出資した10億ドルは、「ChatGPT」の開発に役立てられた。その投資は、マイクロソフトの検索エンジン「Bing」の強化というかたちでまもなく実を結ぶ可能性があるという。

ニューヨーク市、学校での「ChatGPT」利用を禁止〈CNET Japan(2023年1月5日)〉

ニューヨーク市教育局は、管轄する学校組織のオンライン端末およびインターネットネットワークにおける「ChatGPT」へのアクセスを禁止した。

図書館における人工知能の5つのユースケースと課題(文献紹介)〈カレントアウェアネス・ポータル(2023年1月5日)〉

Journal of Librarianship and Information Science誌に、2022年12月22日付で英・シェフィールド大学のAndrew M. Cox氏らによる探索的文献レビュー“Defining artific

米国著作権法上の保護期間が終了し2023年からパブリックドメインとなる著作物(記事紹介)〈カレントアウェアネス・ポータル(2023年1月5日)〉

2022年12月20日、米国デューク大学ロースクールのパブリックドメイン研究センター(Center for the Study of the Public Domain:CSPD)はTwitter上で、2023年1月1日がパブリックドメイン

イベント

鷹野凌氏: 新春講演会「2023年の電子出版はどうなる?」〈日本電子出版協会(オンライン)/1月11日〉

松田弁護士「[著作権判例百選事件]に見る編集著作物の成立要件」 ―権限・確定行為説 vs 編集事実行為説ー〈JEPA|日本電子出版協会(オンライン)/1月20日〉

雑誌のデジタル化と今後の展開――『パブリッシング・スタディーズ』第5章第3節報告〈日本出版学会 出版デジタル研究部会 / HONꓸjp(オンライン)/1月23日〉

【概要】2022年4月に刊行された日本出版学会(編)『パブリッシング・スタディーズ』は、出版史から制度、産業、書籍・雑誌・マンガ、デジタルコンテンツ、書店・読者までを概説する。「... powered by Peatix : More than a ticket.

金城小百合(小学館)「漫画編集者としてのひとつの生き方」〈日本出版学会 出版編集研究部会(オンライン)/1月25日〉

「漫画編集者としてのひとつの生き方」  報 告: 金城小百合 (小学館)   日 時: 2023年1月25日(水) 18時30分~20時00分(最長) (開場:18時20分) 場 所: オンライン開催(Zoom) 会 費: 無料 定 員: 

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