日刊出版ニュースまとめ 2022.12.28

日刊出版ニュースまとめ

《この記事は約 6 分で読めます》

 伝統的な取次&書店流通の商業出版から、インターネットを活用したデジタルパブリッシングまで、広い意味での出版に関連するニュースをデイリーでまとめています。

【目次】

国内

「ステマ」法規制へ 消費者庁、広告主を行政処分〈日本経済新聞(2022年12月27日)〉

インターネット上などで広告と明らかにせず口コミや感想を装って宣伝する「ステルスマーケティング(ステマ)」の規制に消費者庁が乗り出す。同庁の有識者検討会が27日に規制強化を求める提言をとりまとめた。景品表示法の不当表示に追加し、違反した場合は広告主を行政処分の対象とする。景表法は実際より著しく優良と誤認させる広告などを禁止する一方、広告であること自体を隠して中立性を装う表示を禁じる項目はなかった

ステマを不当表示に指定 23年秋ごろ施行へ、消費者庁〈AdverTimes.(アドタイ) by 宣伝会議(2022年12月27日)〉

消費者庁は、ステルスマーケティング(ステマ)規制を目的に、景品表示法上の不当表示として、ステマを指定する告示を出す方針だ。早ければ2023年秋には施行される見通し。

講談社漫画誌「イブニング」、2月28日発売号で休刊へ…平均発行部数は約4万2000部〈読売新聞オンライン(2022年12月27日)〉

【読売新聞】 講談社は26日、青年漫画誌「イブニング」を来年2月28日発売号をもって休刊することを決めた。同誌は「月刊イブニング」として2001年に創刊され、03年から現在の誌名で月2回刊行されている。 現在は、人気漫画「JJM 女

「イブニング」休刊後も漫画雑誌の休刊や合併は続くのか? 漫画編集者に今後の見通しを聞く〈Real Sound|リアルサウンド ブック(2022年12月27日)〉

講談社発行の漫画雑誌「イブニング」が、2023年2月28日発売号で休刊することが決定した。3月以降は「モーニング」編集部と合流し、またいくつかの作品は漫画アプリ「コミックDAYS」にて連載を継続する予定だという。 好調が伝えられる漫画業界においても、やはり紙の「雑誌」は厳しい状況なのか。漫画編集者…

文化庁、「第3回メディア芸術データベース活用コンテスト」を開催〈カレントアウェアネス・ポータル(2022年12月27日)〉

2022年12月19日、文化庁が主催する「第3回メディア芸術データベース活用コンテスト」へのエントリー募集が開始されました。文化庁が公開する「メディア芸術データベース(ベータ版)」について、活用方法に関するアイデア等を募集するコンテストであ

(令和4年12月27日)独占禁止法上の「優越的地位の濫用」に関する緊急調査の結果について〈公正取引委員会(2022年12月27日)〉

報道資料|誹謗中傷等の違法・有害情報に対するプラットフォーム事業者による対応の在り方についての意見募集〈総務省(2022年12月27日)〉

総務省は、「誹謗中傷等の違法・有害情報への対策に関するワーキンググループ(主査:宍戸 常寿 東京大学大学院法学政治学研究科 教授)」において提示された「誹謗中傷等の違法・有害情報に対するプラットフォーム事業者による対応の在り方について(意見募集)」について、令和4年(2022年)12月28日(水)から令和5年(2023年)1月26日(木)までの間、意見を募集します。

「文化審議会著作権分科会法制度小委員会報告書(案)」に関する意見募集を実施します〈文化庁(2022年12月27日)〉

画像生成系AI VTuber「絵藍ミツア」始動 倫理的に収集した画像で“お絵かき”〈KAI-YOU.net(2022年12月26日)〉

「AIとみんなでつくるアート」をコンセプトにした画像生成系AI バーチャルYouTuber「絵藍ミツア(えらん・みつあ)」プロジェクトの始動が発表された。運営は、クリエイティブ集団・ライゾマティクスのメンバーを擁する株式会社アブストラクトエンジン。プロジェク...

Amazon.co.jpの苦情・紛争件数が突出…透明化法DPF評価(2)〈通販通信ECMO(2022年12月26日)〉

経済産業省が22日発表した「特定デジタルプラットフォームの透明性および公正性の向上に関する法律」(透明化法)に基づく特定デジタルプラットフォーム(DPF)の取り組みの評価結果から、Amazon.co.jpの苦情・紛争件数が突出して多い状況が

苦情・紛争解決でAmazonに課題も…経産省、透明化法に基づく評価公表〈通販通信ECMO(2022年12月23日)〉

経済産業省は22日、「特定デジタルプラットフォームの透明性および公正性の向上に関する法律」(透明化法)に基づき、Amazon.co.jpや楽天市場など特定デジタルプラットフォーム(DPF)の取り組みの評価結果を初めて公表した。  

社員3分の1をリストラ「東スポ」が復活を遂げた訳 | メディア業界〈東洋経済オンライン(2022年12月26日)〉

あれは2021年10月上旬のこと――。新型コロナウイルス感染症の2回目ワクチン接種が世の中に浸透し、国会では菅義偉内閣が同年10月4日に総辞職。直前の9月29日には自民党総裁選挙が行われ、河野太郎を決戦投票で破…

「バイオの2周目に突入した感じ。“でもロケランないぞ”みたいな(笑)」 退職エントリが話題のマンガ編集者、20年務めた講談社からWEBTOONへ | 経済・IT〈ABEMA TIMES(2022年12月26日)〉

今、とあるマンガ編集者の半生記がネット界隈で話題になっている。「20年間勤めた講談社を退職しました」【映像】ムラマツさんの「退職エントリ」 記事を書いたのは「ムラマツ」こと村松充裕氏、ベテラン編集者だ。入社からキャリアを重ね、ヒット作を連発…

世界

電通 が広告費成長率予測を発表、2023年広告費の動向は:デジタル分野がけん引、緩やかな成長だが約100兆円に〈DIGIDAY[日本版](2022年12月27日)〉

2022年12月15日 、電通は「世界の広告費成長率予測(2022~2025年)」を発表。来年は成長がいくぶん鈍り、世界の成長率は3.8%増、7409億ドル(約100兆円)に達すると予測した。これは2022年の8%増と比較すると、緩やかな成長である。

[AI/機械学習]生成AIが話題に、自然言語処理技術がついに実力発揮〈日経クロステック(xTECH)(2022年12月27日)〉

 AI(人工知能)と機械学習に関して2022年に最も読まれた記事は、絵を描くAI「Midjourney」を試すべき理由を考察したものだった。2022年6月に登場したMidjourneyは、それまでサンプル画像などでしかうかがい知れなかった画像生成AIの実力を、誰もが試せる状態にしてくれた。

Windows 11の「Windows Subsystem for Android」、スマホアプリがなぜ動く〈日経クロステック(xTECH)(2022年12月27日)〉

 WindowsパソコンでAndroidアプリを動かすための機能「Windows Subsystem for Android(WSA)」の提供が始まった。WSAの概要と仕組みを見ていこう。

中国独禁当局、学術論文データ大手に罰金17億円〈日本経済新聞(2022年12月26日)〉

【北京=多部田俊輔】中国の国家市場監督管理総局は26日、学術論文のデータベースを扱う「同方知網北京技術(知網)」とその関連会社に対し、独占禁止法違反で8760万元(約17億円)の罰金を科すと発表した。中国当局は国家安全法違反などの疑いでも同社を調査しており、今回の決定などを先例としてデータ統制を強める。罰金を科したのは、知網とその関連会社2社の合計3社。国内市場での支配的な地位を乱用し、利用料

FBIがみんなに広告ブロッカーを使って欲しい理由〈ギズモード・ジャパン(2022年12月26日)〉

みなさんは広告ブロッカー、使ってますか?凶悪犯罪の捜査で忙しいはずの米連邦捜査局(FBI)が、公式サイトで広告ブロッカーを使用するように呼びかけました。広告ブロッカーはネット詐欺防止に効果的GoogleやBingなどの検索結果にブランドや企業の広告が表示されるじゃないですか。インターネット犯罪苦情センターによると、広告のブランドになりすました犯罪者が何の疑いも持たないユーザーを本物そっくりの偽サ

イベント

鷹野凌氏: 新春講演会「2023年の電子出版はどうなる?」〈日本電子出版協会(オンライン)/1月11日〉

雑誌のデジタル化と今後の展開――『パブリッシング・スタディーズ』第5章第3節報告〈日本出版学会 出版デジタル研究部会 / HONꓸjp(オンライン)/1月23日〉

【概要】2022年4月に刊行された日本出版学会(編)『パブリッシング・スタディーズ』は、出版史から制度、産業、書籍・雑誌・マンガ、デジタルコンテンツ、書店・読者までを概説する。「... powered by Peatix : More than a ticket.

お知らせ

 HONꓸjp News Blog をもっと楽しく便利に活用するための登録ユーザー制度「Readers」を開始しました。ユーザー登録すると、週に1回届く HONꓸjp メールマガジンのほか、HONꓸjp News Blog の記事にコメントできるようになったり、更新通知が届いたり、広告が非表示になったりします。詳しくは、こちらの案内ページをご確認ください。

HON.jp News Blog のトップページへ戻るHON.jp Readers のご案内HON.jp Readers は、HON.jp News Blog をもっと楽しく便利に活用するためのユーザー制度です。誰でも無料で登録できます。利用規約はこちら。登録する あなたはユーザー登録済み&ログイン済みです。マイページはこちら。HON.jp News Blogとは? 概要HON.jp News Blogは、紙だけでなくデジタル出版も含めた、広い意味での本(HON)のつくり手をエンパ...

HON.jpをフォローして最新情報をチェック!
Mastodonでフォローする

広告

著者について

About HON.jp News Blog編集部 1432 Articles
HON.jp News Blogは、これからも本(HON)を作ろうとしている人々に、国内外の事例を紹介し、デジタルパブリッシングを含めた技術を提供し、意見を交換し、仮説を立て、新たな出版へ踏み出す力を与えるメディアです。運営は、NPO法人HON.jp メディア部会が行っています。
タグ: / / / / / / / / / / / / / / /

0 コメント
インラインフィードバック
すべてのコメントを見る