米国で沸騰しつつある「電子書籍の正当な価格とは?」議論、あなたは“グロス試算の罠”に陥っていませんか?

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【編集部記事】電子書籍の作家・読者が急増する米国では今年に入り、個人作家たちや読者たちを中心に「電子書籍の正当な価格とは?」議論が沸騰しつつある。

 たとえば米国の電子書籍ニュースサイト「Digital Book World」の最新記事では、読者側の「電子書籍は紙書籍の1割程度でいいはずだ」という主張に対し、出版社側が「電子書籍の制作コストは意外に高い。9割程度が適正」と反論している様子を載せている。

 結論からいうと、両者とも身勝手な“グロス試算”をベースに主張しているだけで議論自体に意味がない。たとえば出版社側の主張を例に取ると、1部あたり平均制作コストは1部売れるごとに下がっていくので、「変数」を勝手に「定数」化した詭弁に過ぎない。

 電子書籍業界の関係者はすべて、このようなグロス試算の罠に陥らず、“1部売れる毎に全数値を再計算”する習慣を付けていくべきだろう(その計算をするためにコンピュータはあるのだから)。【hon.jp】

問合せ先:Digital Book Worldの記事( http://www.digitalbookworld.com/2012/consumers-upset-and-confused-over-e-book-pricing/

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