日刊出版ニュースまとめ 2022.04.21

角川武蔵野ミュージアム 本棚劇場

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 伝統的な取次&書店流通の商業出版から、インターネットを活用したデジタルパブリッシングまで、広い意味での出版に関連するニュースをデイリーでまとめています。

【目次】

国内

梅棹忠夫「情報産業論」は60年経っても古びていない〈HON.jp News Blog(2022年4月20日)〉

新聞(Newspaper)とは? 次のメディアは「新聞」です。こちらも定義から。 精選版日本国語大辞典(小学館)によると、メディアとしての新聞は「新聞紙の略」で、「広い読者に時事に関する報道、解説を中心に、知識、娯楽、広告などを掲載伝達する定期刊行物」です。多くは日刊ですが、それ以外の発行サイクルのものも存在します。 雑誌の定義と比べると、「時事に関する」あたりがポイントでしょう。より新鮮さが求められて...

検索結果がそのまま「答え」、試行錯誤し考える力が伸びず : ニュース : 教育 : 教育・受験・就活〈読売新聞オンライン(2022年4月20日)〉

小中学校への学習用端末の配備で、インターネットによる調べ学習がより身近になった。検索機能をうまく使えば、子供が自ら情報を集め、主体的な学びも進めやすくなる。ただ、安易に検索に頼り、自ら考える力を低下させかねない状況も生

入場料をとる書店「文喫」、全国展開へ日販が新会社〈日本経済新聞(2022年4月20日)〉

出版取次大手の日本出版販売は、入場料のかかる書店「文喫」事業などを切り出して新会社を設立し、全国の主要都市に展開する。新型コロナウイルス禍で書店が苦境に直面するなかで文喫は健闘している。コロナ後を見据えて出店を増やし、縮小が続く書籍の取次事業をてこ入れする。日販は100%子会社「ひらく」を20日に設立する。資本金は1000万円。日販グループホールディングス(GHD)傘下で書店を運営するリブロプ

日販 新会社「株式会社ひらく」設立に関するお知らせ〜生活者起点で場を創り、豊かな時間を提供する〜〈日本出版販売株式会社(2022年4月20日)〉

お知らせ:【株式会社ひらく×図書館総合研究所】YOURS BOOK STOREは「株式会社ひらく」に生まれ変わりました。共にこれからの図書館について、きき、かんがえ、つくっていきます!〈株式会社図書館流通センター(TRC)(2022年4月20日)〉

図書館サービスがレファレンス中心へと軸足を移し地域活性化の主役となる今、TRCは図書館総合支援企業として、MARC、物流から受託運営まで、トータルで図書館サービスをご提案します。

料理のレシピに著作権はある?他人のレシピを自分のものとして投稿するのは違法か〈@DIME アットダイム(2022年4月20日)〉

インターネット上には、一般の方が考案したものも含めて、料理のレシピが多数投稿されています。しかし中には、SNSでの反響を得る目的などで、他人のレシピを自分のものとして投稿している方もいるようです。...

Twitterに「編集機能」は実装されるのか? その経緯と影響を整理する〈ITmedia Mobile(2022年4月20日)〉

Twitterは、ツイートを後から編集できる編集機能に取り組んでいると明らかにしました。ツイートを編集する機能は、これまでたびたび話題になっていたものの、Twitterがかたくなに導入を拒んでいた機能。編集機能を導入する場合、編集履歴の表示や投稿後5分後以内にするなどの措置が必要となりそうです。

芸能界からGAFAまで監視する「公正取引委員会」、どんなパワーを持っているのか〈弁護士ドットコム(2022年4月20日)〉

最近、芸能人が所属する芸能事務所を辞めて独立するというニュースをよく見聞きするようになりました。かつては、芸能人が芸能事務所を辞めると、テレビなどに出演することが難しくなることから、芸能活動を続け...

Google PlayのApp Store化とその影響—ブックライブのケース〈企業法務マンサバイバル(2022年4月20日)〉

  iOSと比較した際のAndroid OSの特徴の一つに、アプリの入手経路であるアプリストアを、OS提供者であるGoogle以外の事業者が開設し、アプリの配信を行うことが認められている点が挙げられます。 そのような競争環境にありながらも、Android OSにおけるアプリストアマーケ

3か月間の読書の継続と、読書量1.4倍増をβ版で実証 月額980円で読書の習慣化をサポートする<ケイドク>正式サービス開始〈hontoPR事務局のプレスリリース(2022年4月20日)〉

hontoPR事務局のプレスリリース(2022年4月20日 10時48分)3か月間の読書の継続と、読書量1.4倍増をβ版で実証 月額980円で読書の習慣化をサポートする<ケイドク>正式サービス開始

縦読みスクロールマンガの新レーベル創刊!6月20日(月)に「POPTOON STUDIO」から配信開始。日韓合同コンテストも開催〈株式会社トゥーヴァージンズのプレスリリース(2022年4月20日)〉

株式会社トゥーヴァージンズのプレスリリース(2022年4月20日 10時00分)縦読みスクロールマンガの新レーベル創刊!6月20日(月)にから配信開始。日韓合同コンテストも開催

新聞社に見切りつける若手記者の「必然」と「拙速」 | 特集〈東洋経済オンライン(2022年4月19日)〉

人材流出が止まらない新聞業界。ただ、新聞記者には「ほかのメディアやフリーで仕事をする以上の優位性がある」との見方も。毎日新聞出身のノンフィクションライター・石戸諭氏に聞いた。

第15回日本国際漫画賞「友情の泡」の入賞取消しについて〈外務省(2022年4月18日)〉

子供の性搾取被害悪化の現状に鑑み、国連勧告に沿った児童買春・児童ポルノ禁止法の第三次改正を求めることに関する請願:付託予定の同趣旨の請願一覧〈参議院(2022年4月13日)〉

みずほ産業調査 Vol.69「コンテンツ産業の展望 2022 ~日本企業の勝ち筋~」〈みずほ銀行(2022年3月24日)〉

世界

まだよく知られていないSubstackの真価 週刊メディアヌップ#13〈メディアヌップ(2022年4月20日)〉

「読者は支援するためにお金を払う」Quartzがペイウォールを廃止した理由〈Media Innovation(2022年4月20日)〉

世界最大級の読書会リードフォーアクション、世界本の日4/23より、日本と世界をつなぎ一斉読書会開催〈アルマ・クリエイション株式会社のプレスリリース(2022年4月20日)〉

アルマ・クリエイション株式会社のプレスリリース(2022年4月20日 11時00分)世界最大級の読書会リードフォーアクション、世界本の日4/23より、日本と世界をつなぎ一斉読書会開催

コンデナストがロシアでのフランチャイズ契約解消を発表「言論の自由が制限され、仕事が成り立たない」〈FASHIONSNAP.COM[ファッションスナップ・ドットコム](2022年4月19日)〉

ファッション誌「ヴォーグ(VOGUE)」や「GQ」「ヴァニティ・フェア(Vanity Fair)」などを発行するコンデナスト(Condé Nast)が、ロシアで出版事業を展開するコンデナスト・ロシアとのフランチャイズ契約を解消することを発表した。コンデナストはロシア軍によるウクライナへの侵攻を...

戦争の下、国家は個人を領有する 私は自由を信仰する 李琴峰さん〈朝日新聞デジタル(2022年3月29日)〉

■小説家・李琴峰さんの寄稿 アメリカの作家アンブローズ・ビアスは「悪魔の辞典」で、「平和」とは「国際関係について、二つの戦争の期間の間に介在するだまし合いの時期を指して言う」と述べている。 振り返ると…

イベント

宮田文久(フリーランス編集者)「編集者の編集論を編集すること――『編集の提案』から」〈日本出版学会 出版編集研究部会(オンライン)/4月21日〉

■「編集者の編集論を編集すること――『編集の提案』から」   報 告: 宮田文久 (フリーランス編集者) 日 時: 2022年4月21日(木) 18時00分~19時30分(最長20時)(開場:17時50分) 場 所: オンライン開催(Zoo

プラットフォームサービスに関する研究会(第35回)〈総務省(オンライン)/4月21日〉

議題(予定):〇 有識者・関係者による発表(曽我部真裕 京都大学大学院法学研究科教授、山本龍彦 慶応義塾大学大学院法務研究科教授、鳥海不二夫 東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻教授、UUUM(株)) 〇 インターネット上の違法・有害情報を巡る諸外国における動向について 〇 質疑応答    

第4回 デジタル化に伴う消費者問題ワーキング・グループ〈内閣府消費者委員会(オンライン)/4月22日〉

第4回 デジタル化に伴う消費者問題ワーキング・グループ 開催案内 消費者委員会は、消費者庁を含めた関係省庁の消費者行政全般に対して監視機能を有する、独立した第三者機関として、消費者庁及び消費者委員会設置法に基づき置かれる機関です。

IP and Youth: より良い未来のためのイノベーション「世界知的財産の日」記念オンラインイベント〈WIPO日本事務所(オンライン)/4月26日〉

4月26日は「世界知的財産の日(World IP Day)」です。2021年のテーマは「知的財産(IP)と中小企業:あなたのアイデアで新しい事業を」であり、このテーマに沿ったオンラインイベント(無料)を世界知的所有権機関(WIPO)日本事務所主催で開催します。

メディアドゥ「NFTが示す、これからのデジタルコンテンツの可能性 ーデジタルデータの価値と意義ー」〈JEPA|日本電子出版協会(オンライン)/4月27日〉

星野渉「コロナ禍の出版業界 ―流通変化と業界再編が進む2022年の展望」〈日本出版クラブ(オンライン)/4月27日〉

コロナ禍も3年目となるなか、電子書籍市場の拡大や「GIGAスクール構想」の加速など、出版業界を取り巻く環境変化は加速度的に進んでいます。これに対して業界では、出版流通に対する大手取... powered by Peatix : More than a ticket.

英語多読の電子図書館「コスモピアeステーション」~語学教材出版社のデジタル化戦略~〈日本電子出版協会(オンライン)/5月11日〉

日本出版学会「2022年度 総会・春季研究発表会」〈日本出版学会(東京都千代田区)/5月14日〉

 必ずお申し込みの上、ご参加ください。なお、参加費等は当日会場にて受け付けます。 日 時: 2022年5月14日(土) 10:00~17:40(予定) 会 場: 日本大学法学部 神田三崎町キャンパス本館4階        東京都千代田区神田

「学術出版と大学出版の課題と展望――電子学術書実証実験から10年を経過して」 講師:黒田拓也(東京大学出版会専務理事)〈日本出版学会 学術出版研究部会(オンライン)/5月17日開催〉

連続オンライン講演会:「学術出版を語る」 5 「学術出版と大学出版の課題と展望  ――電子学術書実証実験から10年を経過して」  講師:黒田拓也(東京大学出版会専務理事) 日 時: 2022年5月17日(火) 18:30~ 開催方法:オンラ

東京大学「講談社・メディアドゥ新しい本寄付講座」発足記念シンポジウム〈東京大学大学院情報学環(ワテラスコモンホール)/5月19日〉

東京大学「講談社・メディアドゥ新しい本寄付講座」発足記念シンポジウム開催 2022年4月の東京大学大学院情報学環「講談社・メディアドゥ新しい本寄付講座」の発足を記念して、我が国のこれからのデジタルコンテンツ構築及びデジタ … 続きを読む

NPO本の学校 書店人教育講座 2022春講座 本の世界で働くための最新情報・ノウハウを集中して学べる2日間〈特定非営利活動法人本の学校/(オンライン)5月20日~21日〉

NPO本の学校 書店人教育講座 2022春講座本の世界で働く人のために「今知っておきたい」情報をコンパクトに凝縮! 日時:2022年5月20日(金),21日(土) 会場:オンライン※ZOOM使用 主催:NPO 法人 本の学校 「書店人教育講座(春講座)」は書店人としての基礎教養を学ぶための講座として、「本の学校」創設時より四半世紀以上にわたって続く歴史ある講座です。現役の出版・図書館関係者をはじめ、第一線で本とかかわる方...

書店人教育講座2022第1講座 書店員の悩みと疑問に答える90分 ~「本そばポッドキャスト」出張版~〈本の学校(オンライン)/5月20日〉

書店人教育講座2022第2講座 地域出版への取り組み ~地域情報誌出版を通じて見えた書店の強み~〈本の学校(オンライン)/5月20日〉

書店人教育講座2022第3講座 書店員のためのSNSの使い方 ~情報収集・発信テクニックと事例集~〈本の学校(オンライン)/5月21日〉

本の学校 書店人教育講座2022第3講座書店員のためのSNSの使い方 ~情報収集・発信テクニックと事例集~講師:大矢靖之(文藝春秋 プロモーション部)書店が個人・店舗でSNSアカ... powered by Peatix : More than a ticket.

書店人教育講座2022第4講座 書店の店舗運営を数字から診る ~内部環境から外部環境まで~〈本の学校(オンライン)/5月21日〉

本の学校 書店人教育講座2022第4講座書店の店舗運営を数字から診る ~内部環境から外部環境まで~講師:湯浅創(インプレス / 未来読書研究所)商圏分析、商品構成、財務諸表や労務... powered by Peatix : More than a ticket.

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