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オーディオブックやポッドキャストの台頭を受け、米ネットギャリーや、ジャーナリズムを讃えるピューリッツァー賞がオーディオ部門を設け始めている。
刊行前のゲラ配信サイト「ネットギャリー」では、既にサイトにアップロードされている本に出版社がオーディオブックを一部聞けるようにする機能を加えた。ネットギャリーのビジネス成長&エンゲージメント担当部長、クリスティーナ・ラドキは「これは最初の一歩で、2020年夏までには一部抜粋でなく、オーディオブックを全文配信できるようにする」という。サイトではリスナーからのフィードバックを募集している。
アメリカで毎年優秀なジャーナリズトの記事や文学作品に贈られるピューリッツァー賞では2020年から「オーディオ・レポーティング」という部門を新たに設ける。対象となるのはラジオやポッドキャストで放送されたレポートで、既に紙媒体のあるマスコミでも、放送のみのものでもいい。さらに来年からは他のカテゴリーでも賞への応募には従来のPDFファイルに加えてウェブのリンクでもできるようになる。
参考リンク
ネットギャリーのリリース
http://insights.netgalley.com/introducing-audio-excerpts-on-netgalley/
ピューリッツァー賞のサイト