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株式会社メディアドゥは4月16日、中国のエンタメ企業 Bilibili Inc.との提携を発表。デジタルマンガ配信サービス「哔哩哔哩漫画」(ビリビリマンガ)への、日本原作マンガの本格供給を開始した。
Bilibili は2009年に設立された、中国の若者向けに動画、ゲーム、生放送などを提供している企業。2018年3月にはNASDAQへ上場を果たしている。もともとは初音ミクのファンサイトで、ビリビリという名称は『とある科学の超電磁砲』の主人公、御坂美琴の愛称からとられている。
同社が提供する「ビリビリ動画」では、「ニコニコ動画」開発の視聴者コメントによる「弾幕」など、ユーザーとの双方向コミュニケーション機能が提供されている。日本のアニメコンテンツも公式配信され、日本のコンテンツが好きなユーザーが集まっている。
ビリビリマンガは、2018年11月にサービスを開始。中国におけるマンガ供給ニーズと、既存ユーザーの日本マンガへのニーズを果たすことを目的としている。日本マンガの輸出実績のあるメディアドゥが、配信許諾取得に協力することとなった。
参考リンク
ビリビリマンガ
https://manga.bilibili.com/m
メディアドゥホールディングスのプレスリリース
https://www.mediado.jp/group/2450/
中国版ニコ動「ビリビリ」出資競争を展開するテンセント、アリババの狙い〈ZUU online(2018年11月21日)〉