出版社横断の「STOP! 海賊版」キャンペーン開始

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　出版9団体で構成される出版広報センターは8月1日、「STOP! 海賊版」特設サイトをオープンした。同時に、5月から7月にかけて「只今、メンテナンス中です。」という表示のままになっていた「深刻な海賊版の被害」のページが復旧、最新情報に更新された。

　今回この特設ページと読者への呼びかけを行ったのは、出版広報センターの海賊版緊急対策ワーキンググループ。師岡とおる氏のマンガで「海賊版の横行で売り上げが激減したマンガ家は生活できなくなる。」といった窮状と、文章で違法な海賊版サイトを利用したり広めたりしないよう、読者に訴えかけている。

　「深刻な海賊版の被害」のページでは、海賊版の想定被害額や、オンラインリーディングサイト、リーチサイト、動画投稿サイト、ネタバレサイト、P2P、詐欺サイトといった海賊版の典型例を挙げ、その手口や出版業界が行ってきた対策について解説されている。

　また、Twitterでは出版社や編集部の公式アカウントが #STOP海賊版ハッシュタグを使い、読者に「違法な海賊版サイトを見るのはやめよう！」といった呼びかけを行っている。

「STOP! 海賊版」キャンペーン開始!! 違法な海賊版サイトを見るのはやめよう！#STOP海賊版
詳しくは→https://t.co/3PicJcEqRm pic.twitter.com/1cUIRwGVTf

— 少年サンデー編集部 (@shonen_sunday) 2018年8月1日

https://t.co/KsMnMe5q0J
~~https://t.co/KsMnMe5q0J~~
t.co

— 講談社「コミックＤＡＹＳ」コミックデイズ (@comicdays_team) 2018年8月1日

違法な海賊版サイトを見るのはやめよう!出版各社が参加する「STOP!　海賊版」キャンペーンのお知らせです。
クリエイターを守ることが、新たな作品を生み出す原動力につながります。
皆様のご協力をお願い致します。https://t.co/Y7suO7Ljmj
#STOP海賊版 pic.twitter.com/DGrLoz0UA0

— 少年ジャンプ編集部 (@jump_henshubu) 2018年8月1日

【「STOP! 海賊版」キャンペーンのお知らせ】
海賊版サイトの影響で、日本のコンテンツが大ピンチ!!　みんなの力で海賊版を止めよう！　面白い作品をこれからもお届けするために、皆様のご協力をお願いいたします!!　詳しくはコチラ↓https://t.co/mntk4oekab #STOP海賊版 pic.twitter.com/CBpEN33aVT

— 電撃文庫 (@bunko_dengeki) 2018年8月1日

　なお、キャンペーンのアイキャッチ画像に用いられているのは、『名探偵コナン』（青山剛昌・小学館）、『七つの大罪』（鈴木央・講談社）、『ONE PIECE』（尾田栄一郎・集英社）、『文豪ストレイドッグス』（朝霧カフカ／春河35・KADOKAWA）の4作品。