[先着30名] 沙音・私の空想美術館 ーブログ集ー

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佐藤文子さんから「沙音・私の空想美術館 ーブログ集ー」の献本です。

沙音・私の空想美術館 ーブログ集ー
沙音・私の空想美術館 ーブログ集ー

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佐藤文子さんからコメント

「私の空想美術館」開館までには40年の準備期間があった。資料はわたしの五感を通して保存され整っている。当然ながら展示作品はすべて自撰、私が実物を見たものに限定される。空想美術館が全館開館までには、想定外のユニークな企画が、随時に飛び込むことも考えられる。この自由さゆえに格調を殺ぐことになっても、私自身は十分に楽しめる予感はしている」と、2008年に『沙音・空想美術館』がブログ上に開館。そのあと鎌倉に居を遷し、2011年には第7回個展を「鎌倉・円覚寺如意庵」にて開催するを得た。私の持ち時間は、青春・朱夏・白秋と過ぎ、すでに玄冬へとさしかかっている。 しかし玄冬とは、実は実りの時間でもあると考えたい。つまり、生きたことの積み重ねが作品に活きるという至極ありがたい時期でもある。この時期をよく生ききって最も充実した内容の作品で生涯を締めくくること。つまり、私らしい仕事をしおおせたという最期でありたいと希っている。
二十代の後半、書家・木村知石先生の門を敲いた。自らの強い意志で選んだ師ではあったが、五年ののち直接の縁が切れることとなった。 野に放たれた私には、この「書らしい書」に到るまで、いかに生きるかを改めて模索するしかなかった。書には、書学と書法という広く深い学問と古典の臨書が必須である。さらに、あらゆるジャンルの芸術作品及び文化遺産や自然美に、自らの眼で直に触れることが大切である、これらを終生継続することを自らに課し、まずは歩き始めた。その当時、美神の導きとでも言おうか、「会い難くして、今会うことを得たり」 生涯を通じての師・哲学者 菅守常先生との奇遇を得た。この出会いは、書の道の半ばにも至っていない私の道程を照らし、そのあとの人生にかけがえのない時間をもたらした。先生に対する鴻恩の想いは、師亡き後も日ごとに強く、私の書作は、すべて「菅 守常先生に捧げる」鎮魂歌でもある。20140512

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