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【編集部記事】米国の公営ニュースサイト「Marketplace.org」は現地時間3月20日、コンピュータを使って全自動出版を行なっているICON Group International社(本社:米国カリフォルニア州)のインタビュー記事を掲載した。
ICON社は、仏INSEADの経済学者Philip M. Parker氏が2000年に設立した出版ベンチャーで、政府の公開データや自動出版ロボットを駆使し、すでに100万タイトル以上の書籍を出版。Parker氏自身によると、1タイトルあたりの制作コストは23セント(約19円)で、会社は2部屋程度のコンピュータルームとプログラマ達で運営されているとのこと。驚くことに、ロボットが制作したオンデマンド書籍はUCLA大学図書館なども購入しており、実際に貸りている学生もいるとのこと。
Parker氏自身はYouTube上でデモビデオと一緒に出版ロボットのアルゴリズムも解説している。それによると、ICON社のロボットは検索エンジン等を一切使わず、政府系データを分析・独自解釈して、グラフ理論等を使ってひたすら英文レポート文章に書き上げるというアプローチの模様。【hon.jp】
問合せ先:Marketplace.orgの記事( http://www.marketplace.org/topics/business/automated-publishing-future ) 自動出版ロボットの実演ビデオ( http://www.youtube.com/watch?v=SkS5PkHQphY )