【週末集中ゼミ】「hon.jpターミナル」で学ぶ電子書籍の商品管理 第29回「書誌のデータ項目を理解する(5)」

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【編集部記事】※いつもhon.jp DayWatchをご覧いただきましてまことにありがとうございます。

 hon.jp DayWatchでは毎週末、あまり語られることがなかった「商品管理」という観点で、電子書籍の本質に迫っていきます。そして、すでに複数出版社で使われている「hon.jpターミナル」という電子書籍書誌管理システムを使いながら、その業務対策について考えていきます。出版社勤務の方は、ぜひ研究の参考にしてみてください。—hon.jpシステム部

 書誌のデータ項目についての解説は今回で終わりです。最後に、関連するところで「hon.jpターミナル」の書誌データ入力画面が先週機能アップデートされたので、簡単な紹介だけをしておきます。

 出版社内で「hon.jpターミナル」を使っているユーザーを見ていると、実際に書誌データを入力する人は「取引先から要求されているフォーマット」に100%従うことはなく、多少なりとも自分流のスタイルでデータ入力を行なっていることがわかります。たとえば、取引先から「A、B、C、Dのデータ項目を必ず入力してくださいね」と言われても、職務権限の理由により実際にはAとCしか入力しない、といった感じです。

 「hon.jpターミナル」は今回のシステムアップデートで、そのような個々のユーザーの入力スタイルに合わせるため、入力する項目/入力しない項目を1つ1つ、三角形のAjax式・開閉ボタンで選択し、その“オリジナルフォーマット”を常に監視・記憶するようにしました。

 これにより、自分には無関係(入力しない)データ項目に気を取られず、淡々と入力作業に集中できるようになります。ぜひ一度、この新ユーザーインターフェイスを試してみてください。

 さて、本連載もついに残すところあと2回となりました。次回は今後の「hon.jpターミナル」で搭載予定の新機能群について解説していきます。

※次回、第30回「hon.jpターミナルが今後搭載する新機能(1)」はこちらからどうぞ。【hon.jp】

問合せ先:hon.jpターミナルの製品概要ページ( http://hon.jp/doc/honjpterminal.html

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