National Book Awards 2020
コラム

全米図書賞の翻訳部門を受賞した柳美里『JR上野駅公園口』の功労者は誰か

 2020年全米図書賞(National Book Awards 2020)の翻訳部門に柳美里『JR上野駅公園口』(Tokyo Ueno Station)が選ばれました。近年、日本の女性作家作品が海外で評価されることが多くなっているように感じますが、これは日本の女性作家に限った話では「ない」そうです。おなじみ、大原ケイさんによる解説です。

出版業界気になるニュースまとめ
週刊出版ニュースまとめ&コラム

「角川文庫・ラノベ読み放題サービス開始」「英でオーディオブックがEブックを追い抜く予想」など、出版業界気になるニュースまとめ #402(2019年12月2日~8日)

 2019年12月2日~8日は「角川文庫・ラノベ読み放題サービス開始」「英でオーディオブックがEブックを追い抜く予想」などが話題に。編集長 鷹野が気になった出版業界のニュースをまとめ、独自の視点でコメントしてあります。

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海外ニュース

ノーベル文学賞受賞のいたずら電話にアイルランドの著者が困惑

 『海に帰る日』で2005年のブッカー賞を取るなど著名なアイルランドの作家、ジョン・バンヴィルがスウェーデン・アカデミー会員を名乗る人物から今年のノーベル文学賞を受賞したという電話を受け、すっかり信用してしまったとアイリッシュ・タイムズ紙に吐露している。

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海外ニュース

2年分のダブルノーベル文学賞、トカルチュクとハントケに

 選考員の夫によるレイプと漏洩問題で発表が延期になった昨年の分と合わせ、2人発表されたノーベル文学賞は、ポーランドのオルガ・トカルチュクとオーストリアのピーター・ハントケと発表された。このニュースは日本国内でも共同通信が「ノーベル文学賞は外国人に」という見出しで伝えている。

出版業界気になるニュースまとめ
週刊出版ニュースまとめ&コラム

「ダウンロード規制、政治判断も二転三転」「アマゾンの子供向け定額サービス国内提供開始」など、出版業界気になるニュースまとめ #364(2019年3月4日~10日)

 2019年3月4日~10日は「ダウンロード規制、政治判断も二転三転」「アマゾンの子供向け定額サービス国内提供開始」などが話題に。編集長 鷹野が気になった出版業界のニュースをまとめ、独自の視点でコメントしてあります。

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海外ニュース

ノーベル文学賞セクハラスキャンダル続報

 ノーベル文学賞を選考するスウェーデン・アカデミー会員のカタリーナ・フロステンソンの夫であり、写真家のジャン=クロード・アルノーは、2011年に起きたデートレイプ2件で起訴された。立件されれば禁固刑3年となる。判決は10月1日に発表される見込みだと、報道の自由と人権を推進するヨーロッパのDWアカデミーがそのニュースサイトで伝えている。