ノーベル文学賞受賞のいたずら電話にアイルランドの著者が困惑

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 『海に帰る日』で2005年のブッカー賞を取るなど著名なアイルランドの作家、ジョン・バンヴィルがスウェーデン・アカデミー会員を名乗る人物から今年のノーベル文学賞を受賞したという電話を受け、すっかり信用してしまったとアイリッシュ・タイムズ紙に吐露している。

 電話はスウェーデンでの発表の1時間前にかかってきており、発表後にも「受賞者を巡って最後まで争った」などという伝言が残されており、内部の人物によるものかどうかアカデミー側で調査している。

 バンヴィルは当初、受賞の知らせを信じて折り返し電話をしたが、マッツ・マルムと名乗るアカデミー会員とは連絡が取れなかったという。近年スキャンダルに揺れた選考アカデミーの信用を傷つけるためのいたずらだと考えているという。

参考リンク

アイリッシュ・タイムズの記事
https://www.irishtimes.com/culture/books/i-believed-it-john-banville-was-told-he-won-2019-nobel-prize-in-hoax-call-1.4047955

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About 大原ケイ 215 Articles
NPO法人HON.jp 理事。日米で育ち、バイリンガルとして日本とアメリカで本に親しんできたバックグランドから、講談社のアメリカ法人やランダムハウスと講談社の提携事業に関わる。2008年に版権業務を代行するエージェントとして独立。主に日本の著作を欧米の編集者の元に持ち込む仕事をしていたところ、グーグルのブックスキャンプロジェクトやアマゾンのキンドル発売をきっかけに、アメリカの出版業界事情を日本に向けてレポートするようになった。著作に『ルポ 電子書籍大国アメリカ』(2010年、アスキー新書)、それをアップデートしたEブックなどがある。

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