日刊出版ニュースまとめ 2023.01.25

日刊出版ニュースまとめ

《この記事は約 9 分で読めます》

 伝統的な取次&書店流通の商業出版から、インターネットを活用したデジタルパブリッシングまで、広い意味での出版に関連するニュースをデイリーでまとめています。

【目次】

国内

マンガ大賞2023、ノミネート11作品が決定〈コミックナタリー(2023年1月24日)〉

「月刊少年マガジンR」休刊 電子雑誌も厳しい? 月刊漫画誌の現状と行く末を考察〈Real Sound|リアルサウンド ブック(2023年1月24日)〉

 先日は100年の歴史がある週刊誌「週刊朝日」の休刊が発表されるなど、雑誌の休刊のニュースが相次いでいる。1月20日には、電子雑誌の「月刊少年マガジンR」がこの日発売された2月号で休刊が決まった。同誌で連載されていた漫画の多くはWEB新媒体「月マガ基地」や、「月刊少年マガジン」「マガポケ」…

百年前の画期的漫画が復活 ジョジョ初代担当の孫「ジャンプと一緒」 ※有料会員限定〈朝日新聞デジタル(2023年1月24日)〉

 「ムカフノハヤシニイツテミヤウ」。1923(大正12)年1月25日、このセリフからある人気漫画が始まった。キャラクター漫画の草分けとも言われる「正(しょう)チャンの冒険」だ。誕生から100年の今年、…

新聞の総発行部数は3084万部 1年で218万部減 新聞協会調査 ※有料会員限定〈文化通信デジタル(2023年1月24日)〉

 日本新聞協会はこのほど、「日刊紙の都道府県別発行部数と普及度調査」結果をまとめた。それによると、2022年10月現在の総発行部数は、前年比(以下同)6・6%減の3084万6631部だった。18年連続…続き

本屋での“立ち読み”は日本独自の風習だった? 知られざる江戸時代のルーツとは〈Real Sound|リアルサウンド ブック(2023年1月24日)〉

本屋ではお馴染みの光景として知られる「立ち読み」。あまりにも長く読んでいる立ち読み客のところへ店員が行き、迷惑そうにはたきがけをする……なんて光景が目に浮かぶ方も少なくないはずだ。 昨今では雑誌が減ってしまったことや書店そのものが少なくなったこと、本自体にカバーをかけるシュリンクなどによって、…

GIGA端末の利活用動向調査、教員のICTスキルアップ施策については自治体と教員で認識に差も【MM総研調べ】〈EdTechZine(2023年1月24日)〉

 MM総研は、全国すべての自治体の教育委員会、および国公立小中学校の教員を対象に実施した、GIGAスクール構想実現に向けたICT環境(GIGAスクール環境)の利用状況に関する調査結果を、1月23日に発表した。同調査は、2022年12月に行われ、1144の自治体と1200名の教員から回答を得ている。

「クリエイティブ・コモンズ」って何?ネット上で創作活動をする際に覚えておきたい著作権の基礎知識〈@DIME アットダイム(2023年1月24日)〉

インターネットの発展により、自分が描いた絵や撮影した写真を簡単に世界に向けて発信できるようになった。しかし、ネット上で創作活動を楽しむ方の中には、ホームページやSNSで発表した自身の作品が他者によって...

次世代デジタルライブラリーへの古典籍資料のテキストデータ投入完了及び「NDL古典籍OCR」のソースコード等の公開について〈NDLラボ(2023年1月24日)〉

NDLラボは、次世代の図書館システムの開発に資する要素技術の実証実験を行うためのウェブサイトです。NDLラボでは、国立国会図書館のサーバ環境や国立国会図書館が持つデジタル化資料のデータ・書誌データなどを研究者等に提供し、研究者等はその資源を使ってソフトウェア等の実験をします。

書店併設のローソン、神戸・垂水にオープン 近畿初出店、雑誌やコミックなど3千種陳列 | 経済 | ひょうご経済+〈神戸新聞NEXT(2023年1月23日)〉

 ローソン(東京)は23日、書店を併設したコンビニ「LAWSON(ローソン)マチの本屋さん」を神戸市垂水区で27日にオープンする、と発表した。

世界

アマゾンとStripeが提携強化 米国・欧州の決済をほぼStripeに〈Impress Watch(2023年1月24日)〉

Amazonと決済サービスのStripeは23日、グローバルでの長期的なパートナーシップの拡大を発表した。今回の契約により、Stripeは、米国、欧州、カナダにおけるAmazonの戦略的決済パートナーとなり、Amazonの事業における決済の大部分を処理することになる。Stripeは、同社のクラウドインフラとしてAWS(アマゾン ウェブ サービス)の利用を拡大する。

韓国で違法デジタルコミック横行…作家の6割「私の作品に被害」 写真枚 国際ニュース〈AFPBB News(2023年1月24日)〉

GoogleはなぜChatGPTに後れをとったのか。そしてレイオフを逃れたAIチームは追いつけるのか(Google特別対策室)〈テクノエッジ TechnoEdge(2023年1月24日)〉

ビッグテックに吹き荒れるレイオフの嵐。そんな中でもGoogleはChatGPTの脅威に対抗しなければなりません。その背景を解説します。

電子書籍とオーディオブックがどのようにアラビア語文学の選択肢を拡大しているか(記事紹介)〈カレントアウェアネス・ポータル(2023年1月24日)〉

2023年1月5日付で、サウジアラビアの英字紙ARAB NEWSが、記事“How e-books and audiobooks are expanding options for consuming Arabic literature”を掲

MicrosoftがOpenAIへ数十億米ドル規模の投資 ~パートナーシップを継続〈窓の杜(2023年1月24日)〉

 米Microsoftは1月23日(現地時間)、OpenAIとのパートナーシップを継続すると発表した。同社はこれまでにも2019年と2021年の2回、OpenAIへの投資を実施しているが、今回の投資も複数年にわたる数十億ドルの規模になるという。

株式会社ソラジマがオリジナル漫画アプリ「SORACOMI」を開発。日本に続きアメリカでもリリースを達成!〈株式会社ソラジマのプレスリリース(2023年1月23日)〉

株式会社ソラジマのプレスリリース(2023年1月23日 10時09分)株式会社ソラジマがオリジナル漫画アプリを開発。日本に続きアメリカでもリリースを達成!

New Kindle ebook return policy to take effect at the end of January〈Good e-Reader(2023年1月23日)〉

Amazon announced last September that they were revising the Kindle ebook return policy. Amazon plans to limit automatic eBook returns to cases where people have read no more than 10 percent of the book, according to the Authors Guild.  Any customer who wishes to return an eBook after reading more than 10 percent will need to send in a customer service request, which will be reviewed by a repres...

イベント

金城小百合(小学館)「漫画編集者としてのひとつの生き方」〈日本出版学会 出版編集研究部会(オンライン)/1月25日〉

「漫画編集者としてのひとつの生き方」  報 告: 金城小百合 (小学館)   日 時: 2023年1月25日(水) 18時30分~20時00分(最長) (開場:18時20分) 場 所: オンライン開催(Zoom) 会 費: 無料 定 員: 

堀 鉄彦 氏「2023年の電子出版ビジネス展望 ~爆発的に進化するプラットフォームの動向を追う~」〈電流協(オンライン)/1月27日〉

縦スクロールコミックが注目を集める中、モノクロ・横読みの日本のコミックの海外市場も拡大している。海外での日本のコミック配信やマーケティングにおける取り組みを通して、海外市場における日本のコミックコンテンツの価値と将来の展望を考える。

産業とデータ・コンテンツ部会第 9 回 DA ショートトーク〈デジタルアーカイブ学会(オンライン)/1月27日〉

産業とデータ・コンテンツ部会第 8 回 DA ショートトーク (2022/11/22) 日 時:2023年1月27日(火)13:00~15:00 形 式:ZOOMウェビナーによるオンライン(アーカイブ配信も行います) プ … 続きを読む 産業とデータ・コンテンツ部会第 9 回 DA

第22期 文化審議会 著作権分科会 法制度小委員会(第9回)〈文化庁(オンライン)/1月30日〉

BSJキックオフイベント「まちづくり×本屋シンポジウム」〈ブックストア・ソリューション・ジャパン(日本教育会館)/2月3日〉

ブックストア・ソリューション・ジャパン(BSJ)ではキックオフ・イベントとして、「まちづくり✕本屋」をテーマにシンポジウ

オンラインモール利用事業者向けオンラインセミナー「透明化法の運用状況と出店者が気をつけたい法律知識(商標権)について」〈経済産業省(オンライン)/2月10日〉

デジタルプラットフォームを利用する事業者の相談に応じ、解決に向けた支援を行うための相談窓口です。

ジャパンサーチAPIハッカソン「ミュージアム、図書館、地域で使えるサービスを作ろう!」〈ジャパンサーチ(オンライン)/2月11日・19日〉

友利昴×沢辺均「その著作権、エセじゃないですか?」〈版元ドットコム(オンライン)/2月18日〉

本の校閲オンライン講座「デジタル時代に生きる校正のこころ」講師:大西寿男〈毎日文化センター(オンライン)/2月21日〉

毎日文化センターオンライン講座 NHK【プロフェッショナル~仕事の流儀】出演!校正者 大西寿男さんが語る「校正のこころ」

報告:阪本博志(帝京大学)「大宅壮一が遺したもの」〈日本出版学会 雑誌研究部会(オンライン)/2月24日〉

「大宅壮一が遺したもの」  報 告:阪本博志(帝京大学)   日 時:2023年2月24日(金) 19時00分~20時30分(予定) 場 所:オンライン開催(Zoom) 参加費:無料 定 員:100名 申込先:https://forms.g

報告:石田あゆう(会員・桃山学院大学社会学部教授)「雑誌出版とジェンダー:『婦人文藝』主宰者としての神近市子を中心に」〈日本出版学会 関西部会(オンライン)/3月4日〉

「雑誌出版とジェンダー  :『婦人文藝』主宰者としての神近市子を中心に」  報 告:石田あゆう(会員・桃山学院大学社会学部教授)   日 時:2023年3月4日(土)14時30分~16時00分(開場:14時15分) 場 所:オンライン開催(

第18回レファレンス協同データベース事業フォーラム「レファ協で出会う専門図書館―そのディープな魅力に迫る―」〈国立国会図書館(オンライン)/3月22日〉

2023年4月月例研究会「これからの学術情報システムのメタデータ収集・作成方針 : 「流通」を前提としたメタデータの整備に向けて」〈日本図書館研究会情報組織化研究グループ(オンライン)/4月15日〉

宣伝

HONꓸjpの新刊が出ました。

出版ニュースまとめ&コラム2016

出版ニュースまとめ&コラム2016[増補改訂版]デジタル化の荒波を乗り越える道しるべに。編集長・鷹野凌が毎週配信しているニュースまとめ&コラムの2016年分を1冊にまとめました。2023年1月20日、紙版と電子版を同時発売。直営ショップで購入いつもの書店で購入【紙版】 BCCKS / Amazon [書店様向け] BookSeller【電子版】 BCCKSFeatures特徴 年始の予想と検証雑誌のウェブ化が進む新書や文庫がデジタルファー...

出版ニュースまとめ&コラム2017

出版ニュースまとめ&コラム2017[増補改訂版]デジタル化の荒波を乗り越える道しるべに。編集長・鷹野凌が毎週配信しているニュースまとめ&コラムの2017年分を1冊にまとめました。2023年1月20日、紙版と電子版を同時発売。直営ショップで購入いつもの書店で購入【紙版】 BCCKS / Amazon [書店様向け] BookSeller【電子版】 BCCKSFeatures特徴 年始の予想と検証ウェブの雑誌化 / 信頼性向上ウェブの雑誌化 / 見...

お知らせ

 HONꓸjp News Blog をもっと楽しく便利に活用するための登録ユーザー制度「Readers」を開始しました。ユーザー登録すると、週に1回届く HONꓸjp メールマガジンのほか、HONꓸjp News Blog の記事にコメントできるようになったり、更新通知が届いたり、広告が非表示になったりします。詳しくは、こちらの案内ページをご確認ください。

HON.jp News Blog のトップページへ戻るHON.jp Readers のご案内HON.jp Readers は、HON.jp News Blog をもっと楽しく便利に活用するためのユーザー制度です。誰でも無料で登録できます。利用規約はこちら。登録する あなたはユーザー登録済み&ログイン済みです。マイページはこちら。HON.jp News Blogとは? 概要HON.jp News Blogは、紙だけでなくデジタル出版も含めた、広い意味での本(HON)のつくり手をエンパ...

HON.jpをフォローして最新情報をチェック!
Mastodonでフォローする

広告

著者について

About HON.jp News Blog編集部 1432 Articles
HON.jp News Blogは、これからも本(HON)を作ろうとしている人々に、国内外の事例を紹介し、デジタルパブリッシングを含めた技術を提供し、意見を交換し、仮説を立て、新たな出版へ踏み出す力を与えるメディアです。運営は、NPO法人HON.jp メディア部会が行っています。
タグ: / / / / / / / / / / / / / / / / /

0 コメント
インラインフィードバック
すべてのコメントを見る