米国のプロ作家が個人作家を「wannabe(なりたがり屋)」呼ばわり、批判殺到で炎上、発言を撤回

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【編集部記事】英The guardian紙によると、米国の有名作家が電子出版について地元新聞紙に投稿した内容が、物議を呼んでいるとのこと。

 問題のコラムを投稿したのは、米国のベストセラー小説家のSue Grafton氏。Grafton氏は、編集・マーケティングなど膨大な仕事まで作家自身でこなす、もしくはまるごと省こうとする個人作家たちについて、作家の本質的な仕事である「物語を作る」ことに対しての怠慢であると主張し、彼らを「wannabe(なりたがり屋)」と記載。しかし、この発言に対してネット上の個人作家たちから批難を受け、Grafton氏もこの発言を撤回したようだ。

 Sue Grafton氏は批難にあった後、個人出版という新形態の出版方法がどう機能しているのかということがよく理解できていなかったとした上で、よくよく学んで行きたいとしている。個人による電子書籍出版の浸透で出版という形態が多様になってきたことで、作家自身、いかに本を著すかという大きな問題に直面しているのかもしれない。【hon.jp】

問合せ先:The guardian紙の記事( http://www.guardian.co.uk/books/2012/aug/29/self-published-laziness-charge-sue-grafton?cat=books&type=article

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