『あいちゃんのひみつ ダウン症をもつあいちゃんの、ママからのおてがみ』竹山美奈子(取材・文)/えがしらみちこ(絵)/玉井邦夫(監修)/岩崎書店/3月13日刊行予定 ~ 発売前作品のゲラが読める NetGalley 新着作品紹介

『あいちゃんのひみつ ダウン症をもつあいちゃんの、ママからのおてがみ』表紙
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 ダウン症の特徴やその原因、接し方を、子どもに向けてわかるように伝える絵本。

 発売前の本のゲラを読み、レビューを投稿して本のプロモーションを応援できるサービス「NetGalley」(ネットギャリー)の新着作品紹介です。

 書誌情報や表紙は本稿執筆時点のものであり、刊行時には変更されている可能性がありますのであらかじめご了承ください。

あいちゃんのひみつ ダウン症をもつあいちゃんの、ママからのおてがみ

竹山美奈子(取材・文)/えがしらみちこ(絵)/玉井邦夫(監修)/岩崎書店

内容紹介

あいちゃんのひみつ ダウン症をもつあいちゃんの、ママからのおてがみ ダウン症って、そうなんだ。

「どうしてそんなに目がつっているの?」

「何をするのもゆっくりなのはなぜ?」

 ダウン症の特徴やその原因、接し方を、子どもに向けてわかるように伝える絵本。


「福祉の授業で、愛さんのもつダウン症についてお話してくれませんか?」

 この絵本は、静岡県伊豆の国市の普通小学校に通う、ダウン症の女の子・あいちゃんのお話です。

 あいちゃんの学校は、障害のある子もない子も、同じクラスで(科目によって)学んでいます。

 ある日、学校の先生からの一声で、小学4年生全員があいちゃんママのお話を聞き、疑似体験する授業が行われました。

 あいちゃんは、なぜ特別支援学校から地元の小学校に転校してきたのか。

 あいちゃんは転校してどう感じているのか。

 あいちゃんママがあいちゃんの同級生に向けて語った内容が絵本になりました。

「どうしてそんなに目がつっているの?」

「何をするのもゆっくりなのはどうして?」

 ダウン症の特徴やその原因、接し方が「なるほど」とわかるお話。ノーマライゼーション教育にも最適の1冊です。

 3月21日は「世界ダウン症の日」。

 この絵本が、ダウン症への正しい理解を深めるきっかけになることを願っています。

おすすめコメント

【監修 玉井 邦夫先生からのメッセージ】

 ダウン症のある人に出会うと、子どもたちならきっと誰もが不思議に思います。

 どうしてこんな喋り方をするの? どうしてみんな似た顔をしているの?

 どうして? どうして? ……それは、どれもみんな当たり前の疑問。

 そんな疑問を毎日のやりとりの中で解決しながら、友だちになっていってほしいと思います。

 この本には、そんな願いがいっぱい詰まっています。

 この本をきっかけに、一人でも多くの人に、ダウン症についての理解とダウン症のある人たちのへの親しみを深めていただけたらと思っています。

出版情報

発行形態:ハードカバー
ISBN:9784265830794
本体価格:¥1,600 (JPY)
ジャンル:児童書/絵本
刊行日:2020/03/13
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