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出版関連9団体で構成される出版広報センターは7月19日、「STOP! 海賊版」キャンペーンの第4弾として「ABJマーク×人気キャラコラボ動画」の公開を発表した。正規の出版物が配信されていることを示す「ABJマーク」普及のため、人気マンガのキャラクターとコラボしている。
出版広報センターの「深刻な海賊版の被害」ページでは、コラボの静止画が確認できる。コラボ作品は原泰久『キングダム』、吉崎観音『ケロロ軍曹』、松田奈緖子『重版出来!』、青山剛昌『名探偵コナン』、羽海野チカ『3月のライオン』など。
ABJマークは、電子出版物の配信事業者に対し、ユーザーが「ここは適法なサービスである」と簡単に識別できるような標識を提供することにより、健全なコンテンツ市場の発展を促進させることを目的として定められた。ABJは “Authorized Books of Japan” の頭文字。デジタルコミック協議会と一般社団法人日本電子書籍出版社協会が設立した「正規版マーク事業組合」が制定し、一般社団法人電子出版制作・流通協議会(電流協)に委託、管理運用されている。
ABJマークを掲示しているサービスの一覧は、電流協公式サイトで確認できる。なお、6月27日現在でアマゾン、アップル、グーグルの名前は確認できない。
参考リンク
電流協「ABJマークとは」ページ