小学館が全誌で「NO! 海賊版・違法サイト」キャンペーンを展開

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小学館

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 小学館は6月4日、読者に対し「海賊版は買わない!違法サイトは見ない!」運動への協力をお願いする「NO! 海賊版・違法サイト」キャンペーンを、同社の全誌にて展開を開始した。同キャンペーンには、経済産業省と一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)が協力している。

 報道向けのリリースによると、小学館は海賊版・違法サイトに対する侵害作品の削除要求を、年間20万ファイル近く実施しているという。また、違法サイトの運営者や侵害作品のアップローダーを摘発するため警察の捜査に協力したり、海外に拠点を置く運営者を特定するため現地の法律事務所と連携したりといった努力を続けているとのこと。しかし違法サイトは後を絶たないため、政府によるサイトブロッキング容認方針が報道され注目が集まっているこの機会に、読者に対し呼びかけを行うことにしたという。

 告知広告のクリエイティブには、6月4日発売の「ビッグコミックスピリッツ」では『あさひなぐ』(こざき亜衣)、6月13日発売の「少年サンデー」では『名探偵コナン』(青山剛昌)、6月15日発売の「コロコロコミック」では『ドラえもん』(藤子・F・不二雄)、7月28日発売の「flowers」では『ポーの一族』(萩尾望都)が採用されている。「CanCam」「BE-PAL」「週刊ポスト」など、コミック誌以外にも展開される。

参考リンク

「NO! 海賊版・違法サイト」キャンペーンへのご理解とご協力のお願い(小学館):
https://www.shogakukan.co.jp/news/177184
CODAによる名探偵コナンの「NO! 海賊版・違法サイト」動画:

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HON.jp News Blog編集長。NPO法人日本独立作家同盟 理事長。明星大学/実践女子短期大学 非常勤講師(デジタル出版論/デジタル出版演習/デジタル編集論を担当)。出版学会員/デジタルアーカイブ学会員。主な著書『クリエイターが知っておくべき権利や法律を教わってきました。著作権のことをきちんと知りたい人のための本』(インプレス・2015年)