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国立国会図書館は2月19日、同館の提供する書誌データ(本文は含まれない)を4月1日から、利用目的に関わらずだれでも無償で自由に利用可能とすることを発表した。
国立国会図書館は、国内出版物を納本制度によって網羅的に収集し、全国書誌データを構築している。書店などで一般に購入できる書籍等の納入率は95%以上で、それ以外にも官庁出版物や地方自治体出版物、外国刊行日本語出版物など一般に流通しにくいものも多く含まれている。また、電子書籍・電子雑誌の書誌データも存在するが、国立国会図書館が2013年7月1日以降に収集を開始した、無償かつDRMのないものに限られる。
出版物が国立国会図書館に届いてからおおむね4日後には新着書誌情報として提供、1カ月程度で完成した書誌情報を提供している。検索用API、ハーベスト用API、RSS、TSVファイル、MARC形式でも提供されている。
従来は、公共図書館や学校図書館であれば無償で利用できるとし、営利目的での利用や大量にデータを取得する場合は問い合わせが必要だった。これが、4月1日からは申請なしで、だれでも無償で自由に利用できるようになる。
参考リンク
国立国会図書館のお知らせ(2月19日)
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国立国会図書館
www.ndl.go.jp