ニューヨーク・コミコン2018はさらに拡大、日本のマンガ・アニメプログラムも別枠で

 この10月4日〜7日にニューヨークのジャヴィッツ・センター内外で開催予定のニューヨーク・コミコンは、著名クリエイター登壇、大小出版社のブース、コミコン・アワードの授賞式など例年通りのイベントの他に、アニメ・マンガが物議をかもすかもしれない、と業界紙パブリッシャーズ・ウィークリーが伝えている。

 まず、コミックの個人クリエイターが集う「アーティスト・アリー(裏通り)」がここ数年より規模が拡大され、その一方でコンベンション会場に近い、Pier94(第94埠頭)で「アニメ・フェスト」がデビューを果たす。これはコミコンの主催会社であるリードポップと、ロサンゼルスを拠点とするアニメ・エキスポの共催で、日本のポップカルチャーに焦点を当てたイベントだ。

 「この3年でイベント後の調査でアニメの需要が伸びているのがわかった」と語るのはコミコンのイベント・ディレクターであるマイク・アームストロング氏だ。「ネットフリックスやHuluのような企業が争ってアニメコンテンツに投資しています。東海岸でもこれから盛大なイベントにするための土壌づくりです」

 リードポップは4日間で23万人分の入場券発売を見込んでいる。

関連リンク

パブリッシャーズ・ウィークリーの記事
https://www.publishersweekly.com/pw/by-topic/industry-news/trade-shows-events/article/77941-new-york-comic-con-adds-space-for-content-creators.html
ニューヨーク・コミコンのサイト
http://www.newyorkcomiccon.com/

投稿者: 大原ケイ

NPO法人日本独立作家同盟 理事。日米で育ち、バイリンガルとして日本とアメリカで本に親しんできたバックグランドから、講談社のアメリカ法人やランダムハウスと講談社の提携事業に関わる。2008年に版権業務を代行するエージェントとして独立。主に日本の著作を欧米の編集者の元に持ち込む仕事をしていたところ、グーグルのブックスキャンプロジェクトやアマゾンのキンドル発売をきっかけに、アメリカの出版業界事情を日本に向けてレポートするようになった。著作に『ルポ 電子書籍大国アメリカ』(2010年、アスキー新書)、それをアップデートしたEブックなどがある。