電子書籍・電子雑誌の市場規模予測
国内ニュース

2018年度電子出版市場は3122億円で前年度比12.2%増と推計 ~ インプレス総合研究所『電子書籍ビジネス調査報告書2019』

 株式会社インプレスのシンクタンク部門であるインプレス総合研究所は7月23日、2018年度電子出版市場の動向調査結果概要を発表した。2018年度の電子出版市場は3122億円と前年度比12.2%増で、うち電子書籍市場は2826億円と同26.1%の急増、逆に電子雑誌市場は296億円と同6.0%の減少傾向と推計されている。また、2023年には電子出版市場が4610億円、うち電子書籍市場は4330億円にな […]

出版広報センタートップページより
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人気マンガのキャラクターと正規版配信サービスの証「ABJマーク」がコラボ ~ STOP! 海賊版キャンペーン第4弾

 出版関連9団体で構成される出版広報センターは7月19日、「STOP! 海賊版」キャンペーンの第4弾として「ABJマーク×人気キャラコラボ動画」の公開を発表した。正規の出版物が配信されていることを示す「ABJマーク」普及のため、人気マンガのキャラクターとコラボしている。

全巻一冊
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見開き表示の電子ペーパー端末「全巻一冊」に3作品が追加 〜 全国のTSUTAYA、TSUTAYA BOOKSTORE、蔦屋書店で展開開始

 プログレス・テクノロジーズ株式会社は7月17日、見開き表示対応の電子ペーパー端末「全巻一冊」のラインアップに3作品を追加。7月18日より全国のTSUTAYA、TSUTAYA BOOKSTORE、蔦屋書店にて予約受付を開始した。これまで「全巻一冊」は一部のTSUTAYAおよび蔦屋書店での限定販売だったが、全国販売へと拡大された(一部店舗除く)。

株式会社Jコミックテラスのプレスリリース
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【追記有】マンガ図書館Z、主要電子書店への作品本格配信を開始 ~ 作家に還元する収益の増加を図る

 「マンガ図書館Z」を運営する株式会社Jコミックテラスは7月18日、同社が認定した「Zオフィシャル作家」の作品を、グループ会社である株式会社メディアドゥの配信システムを活用し、主要な電子書店への本格配信を開始したことを発表した。対象は約240名の作家、約1900点となる予定。

CLIP STUDIOのサービスメニューからマンナビが直接表示できる
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業界横断でマンガ賞を探せるポータルサイト「マンナビ」の正式運営開始 〜 NEWVERYとセルシスの業務提携第1弾

 株式会社セルシスは7月17日、様々な雑誌、投稿サイト、アプリなどを横断してマンガ賞を探せるポータルサイト「マンナビ」の正式運営を開始したと発表した。マンナビは特定非営利活動法人NEWVERYとの業務提携の第1弾として、1月にNEWVERYからセルシスに運営が移管されていた。

MAP
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小学館と集英社とFringe81、複数のマンガアプリへ一元管理で広告出稿や運用が可能な共同プラットフォーム「MangaAdPlatform」を8月提供開始

 株式会社小学館、株式会社集英社、Fringe81株式会社の3社は7月10日、出版社が運営する複数マンガアプリに対し一元管理で広告出稿や運用ができる共同プラットフォーム「MangaAdPlatform」(以下、MAP)の提供を8月に開始すると発表した。

近代科学社Digital
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【追記有】近代科学社Digital、理工系教科書の原稿を募集中 ~ 創立60周年記念で出版分担金がいまなら無料に

 インプレスグループの株式会社近代科学社は創立60周年を記念し、理工系の「教科書発掘プロジェクト」を実施している。近代科学社Digitalでは通常、出版分担金として基本費用10万円と編集支援費用が必要だが、同プロジェクトは無料。募集期間は7月31日まで。[8月1日追記:募集期間は8月31日まで延長された]

メディアドゥホールディングス
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メディアドゥ、AWSで構築した電子書籍の新流通システムをpixivコミックとマンガBANG!に提供開始

 株式会社メディアドゥは7月10日、クラウドを活用した電子書籍の新流通システムの開発が完了、ピクシブ株式会社「pixivコミック」と株式会社Amazia「マンガBANG!」への提供を開始したことを発表した。メディアドゥとシステム連携している電子書店はほぼすべて、2019年度中に新システムへの移管が完了する予定。

公益財団法人文字・活字文化推進機構
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活字文化議員連盟公共図書館プロジェクトが答申を公開 ~ 司書の社会的地位向上や地域書店を優先した図書納入などを提言

 公益財団法人文字・活字文化推進機構は6月27日、活字文化議員連盟 公共図書館プロジェクトがまとめた「公共図書館の将来―『新しい公共』の実現をめざす―」(答申)を公開した。公共図書館の現状と、改革への課題や提言がまとめられている。

ニコニコ漫画スタンプギフト
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ニコニコ漫画、作品を応援するスタンプギフト機能を追加 ~ クリエイター奨励スコアも加算

 株式会社トリスタは6月26日、運営するウェブサービス「ニコニコ漫画」のアプリ版に、新機能「スタンプギフト」を追加したことを発表した。読者は「ニコニコ漫画コイン」を使い、作品に対しスタンプを投稿することで、視覚的な応援とともにクリエイター奨励スコアも加算される。

慶應義塾大学SFC研究所 Advanced Publishing Laboratory
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APL、日本語書記技術WG報告書を公開 ~ W3CでのCSSやEPUB規格に日本語組版要件を適切に反映し実装を促進するために

 慶應義塾大学SFC研究所 Advanced Publishing Laboratory(以下、APL)は6月18日、日本語書記技術ワーキンググループの報告書(3月31日付)を公開した。これは、EPUB 3の規格策定に大きな影響があった JLreq(Requirements for Japanese Text Layout)を、電子化における優先順位の観点で記述し直すため、2017年11月からほぼ […]

ブルーバックスアウトリーチ
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研究者のアイデアを講談社が商品化するクラウドファンディング・プラットフォーム「ブルーバックスアウトリーチ」サービス開始

 株式会社講談社は7月2日、研究者のアイデアを元に一般から資金を募り、講談社自身が商品化や販売・発送などを行うクラウドファンディング・プラットフォーム「ブルーバックスアウトリーチ」のサービスを開始した。

NextPublishing POD出版サービス
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インプレスR&DのNextPublishing POD出版サービスで複数人への収益自動分配設定が可能に ~ 共著やチームパブリッシングが手軽に

 株式会社インプレスR&Dは6月26日、NextPublishing POD出版サービス登録ユーザー向けのメールマガジンにて、個人向けの出版販売支援サービス「著者向けPOD出版サービス」と、自身の出版者ブランドを用いてアマゾンでPOD出版できる「出版ブランド開設サービス」で、複数人への収益自動分配設定が可能になったことを明らかにした。

BookLive Airbook
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ファミリーマートで対象雑誌・書籍を購入すると電子版が無料で読めるBookLive「Airbook」提供開始 ~ TSUTAYA以外では初

 株式会社BookLiveは6月25日、対象雑誌や書籍の紙版を購入すると電子版を無料で読めるサービス「Airbook」を、ファミリーマート全店舗(書籍取り扱いのない一部店舗を除く)に提供開始したことを発表した。AirbookがTSUTAYA以外へ展開されるのはこれが初めて。