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TAC株式会社は9月18日から、同社が全国で展開する資格取得専門予備校(直営22校、提携14校)の「公認会計士講座」を受講する本科生を対象に、デジタル教材サービスの提供を開始した。9月下旬からは「社会保険労務士講座」も対象となる。TACがデジタル教材サービスを導入するのは、今回が初。
TACは、今春からデジタル教材サービスの試験導入を実施。自宅以外でも素早く教材を確認できたり、持ち運びの荷物が減ったりといった、デジタル教材の利便性を高く評価する声が多かったことから、今回の本格導入に至ったという。
TACのデジタル教材サービスでは、本棚に収録されている全てのテキストから横断検索でき、検索結果の一覧から確認したいページに遷移できる。「目次機能」を使用して確認したい項目を開くことも可能。
注記・注釈を意味する「アノテーション機能」では、しおり、マーカー、メモ書きに加え、四角形や矢印といった図形も書き込める。書き込みは「ブックマーク機能」で一覧表示でき、その一覧から該当ページに移ることも可能だ。TACは今後、デジタル教材に対応した講座を順次拡大していく予定としている。
なお、TACのデジタル教材サービスは、株式会社ACCESSが提供する電子テキスト配信・管理システム「PUBLUS Lite」を採用。PUBLUS Liteは、電子書籍およびデジタル教材を開発してきたACCESSのノウハウが活かされており、2017年に提供開始以降、多くの専門学校や大学、社会人スクールなどで導入実績がある。パソコン(ブラウザ)、スマートフォン・タブレット(Android/iOS)のアプリから利用できる。
参考リンク
TACデジタル教材
https://www.tac-school.co.jp/kouza_kaikei/digitaltext_follow.html
株式会社ACCESSのプレスリリース