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【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、Amazon社(本社:米国ワシントン州)がリアル書店「Amazon Books」を来年シカゴ市内に出店する計画が明らかになり、地元の中小書店が連名での反対声明を発表したとのこと。
Amazon Booksは、昨年11月にシアトル市内で第1号店がオープンした新ベンチャーで、今後数百店舗を展開する予定。同社ECサイトをそのまま具現化したようなデザインとなっており、数千冊の書籍すべてが面陳(めんちん、表紙を見せること)で、高評価レビューの作品のみを独自選定。店内中央にKindle電子書籍端末やタブレット機の実機も触れるコーナーを多く割いている。販売されている紙書籍の点数が数千冊程度と少数の、自社ハードウェアの展示ショールームではないかという説もある。
反対声明を発表したのは市内の中小書店17店で、「Amazon Booksの本当の目的は顧客データの収集で、書籍の販売ではない」を反対の理由としている。【hon.jp】
問合せ先:The Digital Readerの記事( http://the-digital-reader.com/2016/09/01/chicago-booksellers-pompously-protest-upcoming-amazon-books-chicago-store/ )