米Amazonのリアル書店「Amazon Books」、レジ支払時にPrime会員勧誘活動を開始、非会員だと定価でしか買えないように

《この記事は約 2 分で読めます(1分で600字計算)》

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、Amazon社(本社:米国ワシントン州)が、昨年11月にシアトル市内で第1号店がリアル書店「Amazon Books」の接客フローを微調整し、レジ支払時に同社のPrime会員加入を勧誘する方式に切り替えたとのこと。

 Amazon Booksは、昨年11月にシアトル市内で第1号店がオープンした新ベンチャーで、今後数百店舗を展開する予定。同社ECサイトをそのまま具現化したようなデザインとなっており、数千冊の書籍すべてが面陳(めんちん、表紙を見せること)で、高評価レビューの作品のみを独自選定。店内中央にKindle電子書籍端末やタブレット機の実機も触れるコーナーを多く割いている。販売されている紙書籍には値札がなく、近くにあるバーコードリーダーで価格を確認する方式をとっている。

 記事によると、Amazon Booksの接客フローが最近変更となり、レジ支払時にPrime会員になるよう勧誘されるとのこと。結果、レジ客はPrime会員となって値引き価格で購入するか、拒否して定価で購入するかの選択が迫られるようになったという。【hon.jp】

The Digital Readerの記事( http://the-digital-reader.com/2016/11/01/amazon-now-charging-non-prime-member-customers-list-price-bookstores/

広告

著者について

About hon.jp Staff 7938 Articles
株式会社hon.jp(2018年3月31日で解散)スタッフによる記事のアーカイブです。ニュースメディア「hon.jp DayWatch」はNPO法人HON.jpが事業継承し、2018年10月1日より「HON.jp News Blog」へ名称変更、リニューアルして運営しています。リンク先が消えている場合は、Wayback Machineなどを利用すると、当時の記事が掘り出せるかもしれません。
タグ: