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【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「Digital Book World」によると、IT専門書出版社のO’Reilly Media社(本社:米国カリフォルニア州)が今春サービス開始予定にしている電子書籍制作プラットフォーム「Atlas」では、原稿ファイルフォーマットはHTML5に統一されているとのこと。
Atlasは、Gitをベースにした共同作業方式の電子書籍制作プラットフォームで、Web版エディタやWord形式ファイルを使った原稿執筆に対応。あらかじめ登録しておいたCSSテンプレートを適用したり、LaTeXやMathMLでの数式入力、Javascriptコードの挿入、電子書籍ファイルや製本用PDFファイルの出力も実現する。
日本の編集現場では、原稿ファイル形式といえば、テキスト・Word・TeX・InDesign / Illustrator/ Photoshop等々が連想されるが、O’Reilly Media社では未来を見据えてHTML5に一本化することが妥当と判断した模様だ。【hon.jp】
問合せ先:Digital Book Worldの記事( http://www.digitalbookworld.com/2014/next-generation-book-publishing-of-the-html-by-the-html-for-the-html/ )