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【編集部記事】米国出版業界ニュースサイト「Publishers Weekly」によると、昨年4月に米国司法省(本部:米国ワシントンD.C.)が、大手出版社やApple社と交わしている電子書籍のエージェンシー・モデル価格契約を違法であると告発し裁判となっている件で、Apple側の弁護士がAmazon社(本社:米国ワシントン州)の電子書籍販売現場の資料を証拠として要請しているとのこと。
Apple社は独禁法違反ではないとして強固に反論しているが、元CEOの故Steve Jobs氏のメール交信文などが司法省側に証拠として押さえられており、どちらかという劣勢状態。そこで、Apple弁護団は比較対象として、Amazon社の電子書籍現場の商慣習がわかる内部資料を証拠して示すよう裁判所側に要請している模様。
Amazon側の弁護団はこれに対し必死に拒否しているが、もしかしたらApple側は最初からこれを狙っていたのかもしれない。【hon.jp】
問合せ先:Publishers Weeklyの記事( http://www.publishersweekly.com/pw/by-topic/digital/content-and-e-books/article/57308-amazon-fights-to-keep-secrets-in-e-book-trial.html )