米シンクタンクが調査、米国人の電子書籍利用率が11月時点で23%に上昇、紙書籍の読者は67%に減少

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【編集部記事】米国のPew Research Center(本部:米国ワシントンD.C.)は現地時間の12月27日、2012年の“クリスマス商戦前”時点での米国内におけるタブレット製品の普及率について調査レポートを公開した。

 同調査は、10月15日〜11月10日の期間中に16歳以上の米国人2,252名を対象に電話アンケート方式で実施。その結果、米国人の成人における電子書籍利用率は23%に上昇し、紙書籍の読者は逆に67%に減少。なんらかのかたちで電子書籍が読める端末機器の保有率も、全体の33%にまで上昇した試算になるとのこと。クリスマス商戦後には、これらの数字がさらに伸びるものと予想されている。

 なお、Pew Research Centerは、2004年に設立された米国内における社会学調査を専門とする民間系の非営利シンクタンク。【hon.jp】

問合せ先:Pew Research Centerのプレスリリース( http://libraries.pewinternet.org/2012/12/27/e-book-reading-jumps-print-book-reading-declines/

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