米シンクタンクが調査、米国総人口に占める電子書籍ユーザーの割合が21%に上昇

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【編集部記事】米国のPew Research Center(本部:米国ワシントンD.C.)は現地時間の4月4日、2012年2月時点の米国内における電子書籍の普及度について調査レポートを公開した。

 同調査は、年末から3回のフェーズに分け、16歳以上の米国人2,986名を対象に電話アンケート方式で実施。その結果、米国人の28%が電子書籍端末もしくはタブレット機を保有。そして21%が過去1年間になんらかの電子書籍を読んだとのこと。

 さらに、電子書籍ユーザーの多くはもともと本好きで、88%が紙書籍も読んでいるとのこと。シチュエーション別での「電子書籍/紙書籍のどちらを選ぶ?」という問いについては、「すぐに読みたくなった」場合は電子書籍を選ぶ人が83%、一方で「子供に読み聞かせる」場合は紙書籍を選ぶ人が81%となっている。

 なお、Pew Research Centerは、2004年に設立された米国内における社会学調査を専門とする民間系の非営利シンクタンク。今回の調査は、Bill & Melinda Gates財団の寄付金によって実現したとのこと。【hon.jp】

問合せ先:Pew Research Centerのプレスリリース( http://libraries.pewinternet.org/2012/04/04/the-rise-of-e-reading/

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