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【編集部記事】日米を含め先進34カ国が加盟するOECD(本部:フランス・パリ市、和名:経済協力開発機構)は現地時間10月29日、世界の電子書籍市場についての分析レポートPDF「E-books:Developments and Policy Considerations」を公開した。
70ページ近い同レポートでは、電子書籍の基本やハードウェア端末・フォーマットの種類、各国の市場状況などをざっくりと俯瞰した内容となっている。注目すべきはこのレポートがそもそも制作された目的についての記述で、「書籍は、人類の発展にとってきわめて重要な資産」としながらも「本レポートはあくまでも電子書籍の概要紹介するためのものであり、政策介入や各国間の調整の必要性などについて議論にするには、まだまだデータ不足である」と結論付けている。【hon.jp】
問合せ先:OECDのレポートPDF公開ページ( http://www.oecd-ilibrary.org/science-and-technology/e-books-developments-and-policy-considerations_5k912zxg5svh-en )