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【編集部記事】日本ペンクラブ(本部:東京都中央区)は10月15日、現在ニューヨーク連邦地裁で進行中のGoogle Book Search裁判に関連し、Google日本法人から話し合いをしたいとの依頼があった事をプレスリリースで明らかにした。
2005年から続くGoogle Book Search裁判では、2年前に“オプトイン派”の立場から現地で日本ペンクラブを代表して山田健太氏(日本ペンクラブの言論表現委員会委員長)が証言台に立ち、表現の自由の立場から、当時米国内でGoogle社が押し進めていた和解案(結局その後、瓦解)が持つ問題点を指摘していた。
日本ペンクラブでは今回の話し合いの場設定の依頼に応じる意向で、“オプトイン”方式への変更、米国内の図書館からスキャンされた日本人作家作品などの目録データの提出、どのようにして著作権者1人1人に説明するのか、などを争点にGoogle社にヒアリングする模様だ。
情報開示:弊社hon.jpの代表取締役社長・落合早苗は同委員会の委員の1人です。
【hon.jp】
問合せ先:日本ペンクラブのプレスリリース( http://www.japanpen.or.jp/news/cat90/google.html )