あるITエンジニアが電子書籍の販売方程式を提唱「コンテンツを足していきながら、価格を上げる」

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【編集部記事】オープンソース・データベース「Riak」開発者の1人が、半年前から個人で始めた電子書籍の販売成果をレポートしている。

 ブログ記事で販売結果を公表したのはITエンジニアのMathias Meyer氏。出版ビジネスの仕組みに興味がなかったMeyer氏ではあったが、Riak普及の啓蒙活動も兼ねて、半年前からあえて個人で初挑戦。変化の多いIT関連書であるという性質上、コンテンツ内容を逐次更新・追加しながら、販売を続けた結果、電子出版ビジネスについて多くの知見を得たとのこと。

 彼によると、コンテンツ内容を更新・増量する毎に価格を上げることは正当な行為であるため、販売部数のマイナス要因にはならないとの事(注:もちろん既存読者には、無償アップデートを保証することが必要で、更新のたびにメール連絡してあげることが肝要)。彼自身、今後も引き続きコンテンツを足しながら、価格も上げていく予定だ。【hon.jp】

問合せ先:Mathias Meyer氏のブログ記事( http://www.paperplanes.de/2012/7/5/six-ish-months-of-ebook-sales-riak-handbook.html

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